Pixioのモニターアーム「PSW1S」に27インチのモニターを取り付けたところ、画面がやや下を向いた状態で、調整ができませんでした。
筆者にとって、今回が初めてのモニターアーム導入です。
説明書やPixio公式の動画にあるとおり、チルト調整ネジを回そうとしても、微動だにしません。
SNSなどを調べると、同様の症状を報告している投稿が複数見つかりました。
結局、いくら試しても改善しなかったため、初期不良の可能性があるとして交換を依頼しました。
ただ、この症状が初期不良として扱われるのか、どのように申請すればよいのかが分からず、不安もありました。
同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。
設置時の症状
今回使用した製品は、パステルピンクのPixio PSW1Sです。
BenQの27インチモニター「GW2760HM」を取り付けたところ、画面がやや下を向いています。

耐荷重にはまだ余裕があるため、モニターの重さが原因というわけではなさそうです。
お辞儀をしているような状態で、もう1枚のモニターと角度が合わず、非常に作業がしづらくなってしまいました。
アーム全体としてはスムーズに動かすことができるのですが、モニターの上下角度を調整するチルト部分だけがまったく動きません。
試した対処方法
Pixio公式の動画を参考に、調整方法を確認しました。
モニターの角度を調節するには、首元にあるチルト調整ネジを回す必要があるようです。
しかし、付属の六角レンチで回そうとしても、ネジが非常に固く、まったく動きません。

モニターの重さが原因かと思い、一度モニターを外して試しましたが、それでもネジは回りません。
無理に力を入れると六角穴を潰すおそれがあるため、自分での調整を諦め、Pixioサポートへ問い合わせました。
Pixioサポートからの返信
サポートからの返信は、以下のとおりでした。
モニターが下を向いてしまう場合は、一度モニターをアームから取り外し、アームのみを机へ固定した状態で、 アーム上部横にございます「上下首振り用」の六角ネジを「時計回り」に締めていただけますでしょうか。
モニターを取り付けた状態では重量がかかるため、より強い力が必要となる場合がございます。 そのため、先にネジを締め、その後再度モニターを取り付けて、固定できるかお試しいただけますと幸いです。
※お手元に柄の長い六角レンチがございましたら、てこの原理により力をかけやすくなります。
サポートの案内を受け、モニターを取り外した状態で改めて試しました。
しかし、ネジはまったく動きません。
案内された方法を試してもネジを調整できなかったため、「初期不良の可能性がある」として交換を依頼することに決めました。
交換依頼の手順
問い合わせメールの返信に、改善しない場合は、以下の保証申請フォームから申請するように案内がありました。
保証申請フォームを利用するには、Googleアカウントへのログインが必要です。
フォームの入力内容
氏名/電話番号
連絡は基本的にメールでのやり取りになります。
購入した店舗/購入日
Pixio公式ショップで購入した場合は、「ご注文番号」が必要です。
Pixio公式以外の家電量販店などの場合は、レシートか領収書の画像を添付します。
保証期間が終わるまでは、捨てないように気をつけましょう。
モデル名
モニターアームの場合は、購入時に梱包されていた箱に記載があります。
筆者の場合は、「PSW1SPK」でした。
シリアルナンバー
モニターアームの場合は、土台の底面に記載があります。
シリアルナンバーが見えるように、画像も添付する必要があります。
パッケージ有無
製品の箱が手元に残っているかを回答します。
交換時の返送に使用できるため、保証対応が完了するまでは保管しておくと安心です。
申請内容
以下から選択します。
筆者は、購入してから1週間弱だったので、「初期不良の交換希望」を選択しました。
・30日間無料返品保証(※商品不良の場合は他の選択肢をご利用ください)
・初期不良の交換希望(※初期不良とは商品到着後30日以内を指します)
・初期不良の返品希望(※初期不良とは商品到着後30日以内を指します)
・通常使用中に発生した不具合への対応
・有償交換(パネル破損・自損・自然災害・異常電圧・磁気など、外部要因による損傷)
・同梱物に不足がある
製品の種類/症状が発生した日
製品の種類は、以下から選択します。
・液晶モニター
・モニターアーム
・その他
症状がわかる画像/動画
不具合の状況がわかる画像を添付しましょう。
製品全体の画像
しっかり製品の全貌がわかるように、撮影しましょう。
詳細
文章で、「発生している症状」をできるだけ詳しく伝えます。
筆者の場合は、
・モニターのサイズや荷重は製品の範囲内であること
・モニターがお辞儀をしてしまうこと
・問い合わせの返答どおりに六角ネジを回しても、やはり動かないこと
を改めて伝え、新しいものに交換してほしいという依頼を出しました。
返信内容
23時すぎに申請を送ったのですが、翌日の12時過ぎには返事が届いていました。
結果として、「保証期間内の不具合にて、直ちに新品交換品を準備します」とのこと。
2営業日以内に佐川急便で交換品を発送し、お届けの際に不良品を回収してくれるそうです。
筆者の場合は、返信が届いたその日のうちに、翌日配達予定との案内が届きました。
結果として保証交換となったのは残念でしたが、申請翌日には交換が決まり、その翌日には配達予定の案内が届きました。
海外発のブランドということもあり、国内での保証対応には正直少し不安がありました。
しかし、今回の対応は非常に迅速で、サポート体制には安心できました。
今後モニターや周辺機器を購入する際にも、候補に入れたいブランドです。
重大な勘違いに気づいた
交換品を受け取り、再度設置している途中で、ある重大な勘違いに気づきました。
交換前のアームは、最初から「モニターが少し下を向く角度」で首元が強く固定されていました。
一方、交換品は首元が緩く、モニターを取り付けると「画面がすぐ真下を向いてしまう」状態です。
どうやら、Pixio公式の動画で説明されている「モニターが下を向いてしまう場合」とは、こちらの状態を指しているようです。
つまり、
- 首元が緩く、画面が下がる場合はネジを締める
- 首元が固く、角度を変えられない場合はネジを緩める
ということだったのでしょう。
交換前のアームは首元が固く締まっていたにもかかわらず、「画面が下を向いているなら、さらに締める必要がある」と考えていました。
これでは、いくら時計回りに回しても角度を変えられません。
公式動画でも、首元が緩い状態と固い状態の両方を説明してほしかった。
迷えるユーザーのために、今からでもお願いします。
交換品では、モニターを外した状態でチルト調整ネジを緩め、首元の角度を調整。
その後、モニターを取り付けてネジを締め直したところ、無事に希望する角度で設置することができました。
モニターがお辞儀している場合の対処法
モニターが少し下を向いた角度で固定され、上下に動かせない場合は、ネジを締めるのではなく、一度緩める必要があるかもしれません。
Pixio公式の動画やChatGPTなどの案内では、「モニターが下を向く場合は、チルト調整ネジを時計回りに締める」と説明されています。
しかし、これは首元が緩く、モニターの重さで画面が下がってしまう場合の対処方法です。
筆者のように、首元が固く固定されて角度を変えられない場合は、反対にネジを緩める必要がありました。
交換前にも何度か緩める方向へ回そうとしましたが、その前に締める方向へ強い力を加えていたため、簡単には動かなかったのでしょう。
この場合のサポート案内が動画でされていないことを考えると、初期状態で固く締められた状態はあまり多くないのかもしれません。
SNSでも「ネジが固くて動かない」という声がいくつか見つかりました。
もし同じ症状で困っている方がいれば、サポートへ問い合わせる前に、次の手順を試してみてください。
公式FAQでは「モニターを取り付け、荷重がかかった状態で調整する」と案内されています。
ただし、筆者が問い合わせた際には、モニターを外した状態でも試してみるよう指示がありました。
- モニターをアームから取り外す
- チルト調整ネジを反時計回りに緩める
- 首元を希望する角度へ動かす
- モニターを取り付ける
- 画面が下がらない程度にネジを締める
これは、筆者の環境において角度を調整できた方法です。
ネジの状態によっては、同じ方法でも動かない可能性があります。
ネジがまったく動かない場合は、六角穴を潰すおそれがあるため、無理に力を加えずサポートへ相談するのがよいでしょう。
返信や対応も早く、ひとりで試行錯誤するよりもストレスは少ないと思います。
今回、気に入った色のモニターアームを購入したのに、すぐに使えなかった点は非常に残念でした。
交換品の方が、やや塗装が剥がれた部分もあったので、少しモヤモヤは残っています。
まとめ
今回は、Pixio PSW1Sを設置する際の注意点を、実際の体験をもとに紹介しました。
Pixioのモニターアームで画面が下を向いている場合は、首元の状態によって対処方法が異なります。
首元が緩く、モニターの重さで画面が下がる場合は、チルト調整ネジを時計回りに締めます。
一方、筆者のように、少し下を向いた角度で固く固定されている場合は、ネジを反時計回りに緩めることで角度を調整できる可能性があります。
筆者は当初、この違いに気づきませんでした。
ネジを締めようとする前に気づいていれば、交換せずに設置できていたのかもしれません。
結果として、「初期不良の可能性がある」として交換を申請しましたが、保証対応は非常に迅速でした。
交換品ではネジを緩めて角度を調整し、無事に希望する位置へ設置できています。
ネジが固くてまったく動かない場合は、六角穴を潰す前に作業を止め、Pixioサポートへ相談してください。
初めてモニターアームを導入しましたが、デスクを広く使えるようになり、画面の位置も調整しやすくなりました。
設置には苦戦したものの、現在の使用感には満足しています。
初めてモニターアームを設置する方や、同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。



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