2026年シーズンから、バンテリンドームにホームランウイングが設置されるという大きな変革が起こりました。
厳しかったシーズンを終え、ドラゴンズファンとして、明らかに試合の見え方が変わったことを実感しています。
これまでなら「神宮だったら入ってたのに」「東京ドームだったらなぁ」で終わっていたような打球が、ホームランになる場面が増えています。
一方で、ホームランが増えるということは、ドラゴンズが打つホームランだけでなく、相手に打たれるホームランも増えるということ。
文字どおり”高い壁”になってくれていた巨大な青いフェンスも、以前のように味方にはなってくれません。
では、ホームランウイングは本当にドラゴンズの味方になっているのでしょうか。
この記事では、バンテリンドームで記録された本塁打のうち、「ホームランウイング」に着弾した本塁打だけを対象にして、ドラゴンズファン目線で振り返っていきます。
ホームランウイング設置でバンテリンドームはどう変わった?
まず、ホームランウイングによって何が変わったのかを確認します。
中日ドラゴンズ公式サイトによると、ホームランウイングの設置により、左中間・右中間がこれまでの116mから110mに変更されました。
また、外野フェンスの高さも4.8mから3.6mに変更されています。
| 項目 | 設置前 | 設置後 |
|---|---|---|
| 左・右中間 | 116m | 110m |
| フェンス | 4.8m | 3.6m |
| 両翼 | 100m | 100m |
| 中堅 | 122m | 122m |
両翼100m、中堅122mは変わっていません。
つまり、球場全体が狭くなったというより、これまで特に深かった左中間・右中間のふくらみが削られた形です。

バンテリンドームといえば、長年「ホームランが出にくい球場」として知られてきました。
その最大の要因の一つだった左中間・右中間の深さが少し緩和されたことで、これまでなら入っていなかった打球が本塁打になるケースが増えていると考えられます。
特にドラゴンズファンとしては、「今の打球、ナゴヤドーム時代なら入ってなかったな」と感じる場面が増えたのではないでしょうか。
設置前と比べてホームランはどれくらい増えたのか
では、ホームランウイング設置後、バンテリンドームのホームラン数はどれくらい増えているのでしょうか。
ナゴヤドーム(現バンテリンドーム)が1997年に開場してから、2025年シーズンまでの29年間で見ると、実施された試合は1,992試合。
その間に記録されたホームランは2,232本となっています。
これを1試合平均にすると、約1.12本。
他球場と比較すると、平均2本以上を記録している球場もあり、バンテリンドームが非常に「ホームランが出にくい球場」だったことは間違いありません。
一方、2026年の主催全試合が終わった時点で、バンテリンドーム69試合で129本塁打。
1試合平均にすると1.87本です。
| 比較 | 試合数 | 本塁打数 | 1試合平均 |
| 1997〜2025年 | 1,992試合 | 2,232本 | 1.12本 |
| 2026年 | 69試合 | 129本 | 1.87本 |
単純に1試合平均で比較すると、
1.87 ÷ 1.12 = 約1.67倍
つまり、2026年のバンテリンドームは、設置前の長期平均と比べて、1試合あたりの本塁打が約67%も増えていました。
ウイング設置前の1.12本ペースで69試合と換算すると、約77本。
過去の平均ペースと比べると、年間で約52本多く記録されたことになります。
8月12日、9月20日のように、「両チーム合わせて7本塁打」という試合もありました。
4月11日にも6本塁打の試合があり、今までになかった「空中戦」と呼べる試合も今は珍しくありません。
「せっかく観戦に行ったのに、1本もホームランを見られなかった」ということが珍しくなかったナゴヤドーム(現:バンテリンドーム)ですから、少なくとも現地観戦したファンにとっては、楽しみが増えたと言えるでしょう。
バンテリンドームの野球が変わった
2026年は、主催全69試合で、79本のホームランウイング弾が生まれました。
昨年までのスタンドでも入っていた打球は、69試合でたったの50本。
1試合平均0.72本という数字であり、過去の数字と比べても圧倒的に低い数値となっています。
細川の不振、上林・ボスラーの離脱、サノーの適応待ちがあったとはいえ、昨年までの広い球場のままだったら、今よりも動きのない試合が増えていたことでしょう。
これだけ見ても、ホームランウイングの影響はかなり大きいと言ってよさそうです。
ただし、ここで注意したいのは、これは「中日のホームランだけ」ではなく、バンテリンドームで出た両チーム合計の本塁打数だということです。
残念ながら、ホームランウイングは中日の攻撃時だけ出てくるわけではありません。
相手チームの打球も、当然同じようにホームランになりやすくなってしまいます。
だからこそ気になるのは、「ホームランウイングは中日の味方なのか?」という点です。
バンテリンドームのホームランウイング弾一覧
この記事では、バンテリンドームで出た全本塁打ではなく、ホームランウイングに着弾した本塁打だけを対象にします。
ウイング設置前でもホームランになっている、外野スタンドまで届いた本塁打は、今回の主題には含めません。
映像を確認し、筆者の判断でウイング弾と認定しているものも含まれます。
主催全69試合が終了し、バンテリンドームのホームランウイングに着弾した本塁打は以下の通りです。
| No. | 日付 | 選手 | 球団 | 飛距離 |
| 1 | 4月10日 | 森下 | 阪神 | 125m |
| 2 | 4月11日 | 森下 | 阪神 | 114m |
| 3 | 4月11日 | 大山 | 阪神 | 120m |
| 4 | 4月11日 | 花田 | 中日 | 106m |
| 5 | 4月11日 | 佐藤 | 阪神 | 117m |
| 6 | 4月11日 | サノー | 中日 | 125m |
| 7 | 4月15日 | モンテロ | 広島 | 110m |
| 8 | 4月24日 | ボスラー | 中日 | 111m |
| 9 | 4月24日 | サンタナ | ヤクルト | 123m |
| 10 | 4月24日 | 村松 | 中日 | 114m |
| 11 | 4月25日 | 石伊 | 中日 | 110m |
| 12 | 4月28日 | 阿部 | 中日 | 113m |
| 13 | 4月30日 | ヒュンメル | DeNA | 119m |
| 14 | 4月30日 | 細川 | 中日 | 114m |
| 15 | 4月30日 | 山本祐 | DeNA | 108m |
| 16 | 5月5日 | 森下 | 阪神 | 108m |
| 17 | 5月5日 | 土田 | 中日 | 110m |
| 18 | 5月5日 | 前川 | 阪神 | 121m |
| 19 | 5月9日 | 丸 | 巨人 | 119m |
| 20 | 5月10日 | カリステ | 中日 | 116m |
| 21 | 5月10日 | 鵜飼 | 中日 | 114m |
| 22 | 5月15日 | 板山 | 中日 | 116m |
| 23 | 5月15日 | 増田 | ヤクルト | 108m |
| 24 | 5月17日 | 村松 | 中日 | 112m |
| 25 | 5月24日 | 菊池 | 広島 | 116m |
| 26 | 5月27日 | 辰己 | 楽天 | 113m |
| 27 | 5月27日 | 鵜飼 | 中日 | 122m |
| 28 | 6月3日 | 細川 | 中日 | 112m |
| 29 | 6月6日 | ネビン | 西武 | 118m |
| 30 | 6月24日 | 牧 | DeNA | 107m |
| 31 | 6月24日 | サノー | 中日 | 109m |
| 32 | 6月24日 | ヒュンメル | DeNA | 不明 |
| 33 | 6月24日 | サノー | 中日 | 122m |
| 34 | 7月5日 | 笹原 | 巨人 | 107m |
| 35 | 7月10日 | ファビアン | 広島 | 116m |
| 36 | 7月10日 | サノー | 中日 | 110m |
| 37 | 7月11日 | 岡林 | 中日 | 115m |
| 38 | 7月11日 | 石川昂 | 中日 | 125m |
| 39 | 7月11日 | ボスラー | 中日 | 120m |
| 40 | 7月12日 | 村松 | 中日 | 126m |
| 41 | 7月14日 | 森下 | 阪神 | 119m |
| 42 | 7月14日 | 村松 | 中日 | 116m |
| 43 | 7月15日 | ボスラー | 中日 | 107m |
| 44 | 7月15日 | 石川昂 | 中日 | 125m |
| 45 | 7月16日 | 濱田 | 阪神 | 114m |
| 46 | 7月24日 | エンカーナシオン | DeNA | 109m |
| 47 | 7月24日 | 細川 | 中日 | 117m |
| 48 | 7月25日 | 松尾 | DeNA | 110m |
| 49 | 8月4日 | モンテル | ヤクルト | 114m |
| 50 | 8月4日 | モンテル | ヤクルト | 115m |
| 51 | 8月4日 | ボスラー | 中日 | 111m |
| 52 | 8月4日 | ボスラー | 中日 | 116m |
| 53 | 8月11日 | 宮下 | DeNA | 121m |
| 54 | 8月12日 | 細川 | 中日 | 不明 |
| 55 | 8月12日 | 牧 | DeNA | 不明 |
| 56 | 8月12日 | エンカーナシオン | DeNA | 不明 |
| 57 | 8月12日 | 度会 | DeNA | 119m |
| 58 | 8月13日 | 上林 | 中日 | 117m |
| 59 | 8月13日 | 筒香 | DeNA | 116m |
| 60 | 8月13日 | 勝又 | DeNA | 117m |
| 61 | 8月15日 | サノー | 中日 | 119m |
| 62 | 8月15日 | 岡林 | 中日 | 114m |
| 63 | 8月15日 | 松本剛 | 巨人 | 110m |
| 64 | 8月22日 | 福永 | 中日 | 124m |
| 65 | 8月22日 | 花田 | 中日 | 106m |
| 66 | 8月22日 | 細川 | 中日 | 117m |
| 67 | 8月25日 | 大山 | 阪神 | 118m |
| 68 | 9月1日 | 田中 | 中日 | 106m |
| 69 | 9月2日 | ボスラー | 中日 | 116m |
| 70 | 9月2日 | 福永 | 中日 | 108m |
| 71 | 9月3日 | 石川昂 | 中日 | 124m |
| 72 | 9月12日 | 増田 | ヤクルト | 117m |
| 73 | 9月20日 | 末包 | 広島 | 116m |
| 74 | 9月20日 | 石川昂 | 中日 | 119m |
| 75 | 9月20日 | 細川 | 中日 | 122m |
| 76 | 9月20日 | 花田 | 中日 | 125m |
| 77 | 9月20日 | 佐々木 | 広島 | 119m |
| 78 | 9月20日 | モンテロ | 広島 | 124m |
| 79 | 9月21日 | 村松 | 中日 | 107m |
集計すると、以下の通りです。
| 分類 | 本数 |
| ドラゴンズ | 42本 |
| 相手チーム | 37本 |
| 合計 | 79本 |
ウイング弾だけで見ると、ドラゴンズ42本、相手チームが37本と、最終的にはドラゴンズがやや得をした結果になりました。
前半戦終了時点では、25本と23本でほとんど差はなかったため、大きく有利になるということはないのかもしれません。
開幕当初は相手チーム、というよりも阪神の選手に偏っていたため、「自滅」と揶揄する大御所解説者もいました。
しかし、シーズンが進むにつれて、やはり揺り戻しが起きましたね。
ただ、ホームランウイングは「ドラゴンズの味方」というより、バンテリンドームでホームランになる打球の範囲を広げた存在に過ぎません。
または、ドラゴンズが打撃のチームへと変貌を遂げるためのきっかけと考えた方が良いでしょう。
ホームランウイング弾を1本ずつ振り返る
ここからは、ホームランウイングに着弾した本塁打を1本ずつ振り返っていきます。
ドラゴンズのホームランはもちろん、相手に打たれたホームランも含めて、ホームランウイングが試合にどう影響したのかをドラゴンズファン目線で見ていきます。
4月:計15本(うち中日7本)
4月の15本を表示
森下:125m(阪神/4月10日)
●中日 3-5 阪神
6回表 5号ソロ(相手投手:柳)
ホームランウイング第1号は、ドラゴンズではなく阪神の森下による一発だった。
2-0でドラゴンズがリードする中、1点差に迫る大きなソロホームラン。
センター方向の一番深いところで、打たれた柳としては「今までなら二塁打だった」と思ってしまう打球だろう。
試合はその後、9回表に阪神が松山から一挙4点を奪い、逆転勝利を収めた。
完封ムードも漂っていた中で、結果的に反撃の呼び水となる貴重なホームランとなった。
いきなり相手に打たれた形になり、ホームランウイングはこういったリスクにもなりうると初めて実感した試合である。
森下②:114m(阪神/4月11日)
●中日 3-9 阪神
1回 6号ソロ(相手投手:大野)
まさかの森下による連夜のウイング弾。
2アウトを簡単に取った先発・大野の出鼻を挫く、大きな先制ホームランとなった。
明らかに浮いた高めのボール球を叩き、滞空時間の長いレフト方向へのホームラン。
追っていたレフトの細川も足を緩めており、昨年までであればレフトフライになっていた打球かもしれない。
大山:120m(阪神/4月11日)
●中日 3-9 阪神
2回 1号ソロ(相手投手:大野)
この日の大野は、森下だけでなく5番の大山にも今シーズン初本塁打をウイングに運ばれてしまう。
左中間のフェンス上部に当たる打球。
ほとんどの球場ではホームランになっているであろう当たりだったため、そこまで大きなダメージはないだろうか。
花田:106m(中日/4月11日)
●中日 3-9 阪神
3回 1号ソロ(相手投手:伊原)
ドラゴンズの記念すべきウイング第1号は、なんとドラフト6位のルーキー花田旭だった。
岡林や上林といった外野のレギュラー陣の離脱が重なり、2番センターでのスタメン出場。
プロ初ホームランを放ち、期待に応える形となった。
やや差し込まれるように見えたものの、しっかりと右手で押し込み、打球はライトのホームランウイング最前列へ。
飛距離106mは、「2026年のホームランウイング弾では最短飛距離タイ」となった。
佐藤:117m(阪神/4月11日)
●中日 3-9 阪神
7回 2号3ラン(相手投手:仲地)
佐藤輝明の打球もホームランウイングへ。
この日は阪神のクリーンナップ全員がホームラン。
サトテルに至っては2本のホームランを放つ空中戦となった。
真ん中高めの甘い直球を完璧に捉えており、むしろこれが昨年まではホームランになっていなかったのが申し訳ないくらいの当たりである。
サノー:125m(中日/4月11日)
●中日 3-9 阪神
8回 3号2ラン(相手投手:早川)
MLB実績抜群のサノーが、なんとこの日5本目となるホームランウイング弾。
試合を通じて6本中5本がウイングに入っており、昨年までの球場であれば大きく試合展開も違っただろう。
外寄りのまっすぐを逆らわずにセンターへ弾き返すと、ウイングの一番深いところへ。
125m飛んだ打球だが、深めに守っていた近本が追いつけそうにも見え、改めてバンテリンドームの大きさを感じた一発でもある。
モンテロ:110m(広島/4月15日)
●中日 2-5 広島
8回 3号2ラン(相手投手:齋藤)
対戦カードが変わっても、ホームランウイングに叩き込まれる。
ドラゴンズが1点差まで追い上げて、押せ押せムードで迎えた大事な8回。
齋藤が投じた外寄りのまっすぐを、モンテロが逆方向に弾き返した。
ライトを守っていたボスラーも、フェンス際でジャンプするくらいには浅いホームランだった。
ホームランにならなければ、一塁ランナーの生還は防げていたかもしれず、試合を左右する一発と言える。
ボスラー:111m(中日/4月24日)
○中日 6x-4 ヤクルト
2回 1号ソロ(相手投手:松本健)
ボスラーにも初ウイング弾となる、先制ホームランが飛び出した。
相手先発・松本健のインローに沈む変化球をすくい上げ、打球はライト方向のホームランウイングへ一直線。
打球速度は速いものの、従来のフェンスを超えるにはまだまだ遠いような打球だった。
これがホームランになるか二塁打になるか。
この差は、中距離打者にとっては人生を変える違いだろう。
サンタナ:123m(ヤクルト/4月24日)
○中日 6x-4 ヤクルト
8回 6号ソロ(相手投手:メヒア)
3対3の同点で迎えた8回、ヤクルトのサンタナが勝ち越しホームランを放った。
外に構えたミットよりも中に入ってしまい、サンタナにとってはちょうど手が伸ばせる位置。
センターやや右へ、パワーで無理やり運ばれてしまう一発となった。
一発で試合が決まってしまうような場面で、これまで以上に甘く投げてはまずいというプレッシャーが、中継ぎ陣の崩壊につながってしまったのだろうか。
村松:114m(中日/4月24日)
○中日 6x-4 ヤクルト
9回 1号3ラン(相手投手:星)
すでに2本のウイング弾が出ていたこの試合。
決着もまた、ホームランウイングに飛び込むサヨナラ弾だった。
松中コーチの指示で初球からノーステップで構えた村松。
星の抜けたフォークをすくい上げると、歓喜のサヨナラ3ランとなったのだった。
このホームランに喜ぶ幹也ユニのおじさんがカメラに抜かれて話題になったが、それだけでもホームランウイング設置の価値はあったのかもしれない。
石伊:110m(中日/4月25日)
○中日 5-2 ヤクルト
5回 2号ソロ(相手投手:小川)
板山の満塁ホームランで、序盤から4-0とリードしていたこの試合。
5回には石伊がホームランウイング弾を放ち、追加点を奪った。
追い込まれながらも、インコースのストレートを強打。
カウントが悪くても、引っ張って長打を打てるのが石伊の良いところなので、これがホームランと記録されるのはより自信になるのではないか。
阿部:113m(中日/4月28日)
○中日 3-0 DeNA
4回 1号2ラン(相手投手:東)
5番ファーストでスタメン出場の阿部が、ドラゴンズ復帰後初めてのホームランを放った。
難敵・東相手ということもあり、非常に貴重なウイング弾である。
打ったのは外寄りのまっすぐか。
移籍前によく見た「右中間への二塁打」という打球だったが、ホームランウイングができたおかげで、これがホームランになる。
まさしく阿部のような中距離打者には、この恩恵は大きいのかもしれない。
ヒュンメル:119m(DeNA/4月30日)
●中日 2-6 DeNA
2回 2号ソロ(相手投手:マラー)
DeNAのヒュンメルに打たれた先制のウイング弾。
甘いボールを捉えられ、フェンス上部に当たるホームランとなった。
0-2と有利なカウントだっただけに、悔やまれる一球である。
細川:114m(中日/4月30日)
●中日 2-6 DeNA
2回 2号ソロ(相手投手:篠木)
先制された直後に、細川がお返しとなる同点ウイング弾。
開幕して1ヶ月も経つが、意外にも自身初のウイング弾となった。
外角高めへ明らかに抜けたボール球を、無理やりパワーで運んだ一撃。
滞空時間も長く、ホームランウイングがなければレフトフライだっただろう。
山本祐:108m(DeNA/4月30日)
●中日 2-6 DeNA
5回 1号ソロ(相手投手:マラー)
シーズン途中にソフトバンクへトレードとなった山本にも、この試合3本目となる勝ち越しウイング弾が生まれる。
真ん中低めの変化球を打ち返し、打球は良い角度でレフトへ。
飛距離は108mと短いものの、レフトの細川はフェンス際でその打球を見送るしかなかった。
5月:計12本(うち中日6本)
5月の12本を表示
森下③:108m(阪神/5月5日)
○中日 7-3 阪神
1回 8号ソロ(相手投手:金丸)
敵地にもかかわらず、なんと阪神の森下が3本目のウイング弾。
バンテリンドーム5試合目にして、誰よりもホームランウイングの恩恵を受けている。
インコースの甘くないボールを、肘を畳んでレフトへの弾丸ライナー。
ウイングがなければ、当たりが良すぎてシングルヒットもありえたかもしれない。
初回2アウトをとった後ということを考えると、有効な先制パンチだった。
土田:110m(中日/5月5日)
○中日 7-3 阪神
4回 2号ソロ(相手投手:早川)
森下のお返しとばかりに、ドラゴンズの土田龍空もウイング弾を放った。
すでに4失点している早川に対し、インローのまっすぐを強振。
低い弾道で伸びた打球は、そのままライトのホームランウイングへ飛び込んだ。
狭くてもフェンスが高い球場であれば入っていなかったであろう、プロ通算3本目のホームランである。
前川:121m(阪神/5月5日)
○中日 7-3 阪神
7回 1号ソロ(相手投手:金丸)
すでに2本のウイング弾が飛び出したこの試合だが、前川にも今季第1号が生まれる。
緩い変化球を引っ張り、打球は右中間へ。
121mという飛距離からもわかるとおり、フェンスの最上部まで運んでおり、これが二塁打になっていたとしたら、打者にとってはたまったものではない。
丸:119m(巨人/5月9日)
○中日 4-2 巨人
8回 1号2ラン(相手投手:杉浦)
7回無失点の大野からバトンを受けた杉浦だったが、代打の丸に2ランを献上。
真ん中に入ったストレートを、右中間へ完璧に運ばれてしまった。
巨人の選手としては、初めてのホームランウイング弾である。
カリステ:116m(中日/5月10日)
●中日 4-9 巨人
3回 1号ソロ(相手投手:森田)
同点に追いつく、カリステの今季第1号ホームランもウイングに飛び込んだ。
インハイに浮いたストレートを引っ張り、打球は左中間へ。
対左投手であれば、こういうバッティングもできるのだが。
鵜飼:114m(中日/5月10日)
●中日 4-9 巨人
4回 2号2ラン(相手投手:森田)
4回には鵜飼が、再び試合を振り出しに戻す2ランホームラン。
こちらは高く浮いたツーシームを引っ張り込んでおり、好調がうかがえる。
完璧に捉えていなくても飛ぶ打者なのだから、まずは2桁本塁打に乗せて、自信をつけてほしいところだ。
板山:116m(中日/5月15日)
●中日 5-8 ヤクルト
6回 3号ソロ(相手投手:高梨)
すでに2本のヒットを放っていた板山が、6回に反撃の狼煙となるソロホームラン。
ちなみに次の打席では逆転満塁ホームランを放っており、この日は11塁打の大活躍を見せた。
無失点に抑えられていた高梨のまっすぐを捉えると、打球は右中間へ。
ライトが追いついているようにも見える打球で、ホームランウイングがなければアウトになっていたかもしれない一発だった。
増田:108m(ヤクルト/5月15日)
●中日 5-8 ヤクルト
9回 3号2ラン(相手投手:清水)
8回に逆転された後、9回には増田にダメ押しとなる2ランホームランを浴びた。
本調子に戻ってこない清水が投じたアウトコースのまっすぐを、逆らわずに逆方向へ。
ほとんどの球場ではホームランになっていないであろう、最前列への一発だった。
村松②:112m(中日/5月17日)
●中日 1-5 ヤクルト
4回 3号ソロ(相手投手:松本健)
村松が、ドラゴンズの選手では初めてとなる、2本目のホームランウイング弾を放った。
好投を続けていた松本健の、高めに浮いた失投を見逃さなかった。
見逃せばボールにも思える投球であり、非常に高い弾道でライト方向へ。
ホームランウイングがなければ、ライトが楽にキャッチしていたであろう打球だった。
菊池:116m(広島/5月24日)
●中日 3-5 広島
6回 2号2ラン(相手投手:髙橋宏)
5回まで0点に抑えていた髙橋宏斗が、6回につかまり大量5失点。
その口火を切ったのが、菊池のホームランウイング弾だった。
外に構えていたミットよりも直球が真ん中に入り、軽々と外野の頭を越されてしまう。
ウイングがなければ、フェンス直撃の二塁打で済んだはずの打球。
ここから崩れてしまったことを考えると、ホームランウイングはやはり投手にとってもかなり大きな影響を与えているのだろう。
辰己:113m(楽天/5月27日)
○中日 7-2 楽天
1回 5号2ラン(相手投手:櫻井)
先発のルーキー・櫻井の出鼻を挫く、辰己の先制2ラン。
パ・リーグの選手では、初めてとなるホームランウイング弾だ。
真ん中高めのストレートにやや振り遅れたものの、パワーで無理やり運んだような逆方向への打球。
元々のフェンスにも届かないような打球であり、ホームランにはならない球場の方が多かったのではないだろうか。
鵜飼②:122m(中日/5月27日)
○中日 7-2 楽天
3回 4号ソロ(相手投手:古謝)
鵜飼に自身2本目となるホームランウイング弾が飛び出し、試合を振り出しに戻した。
古謝が投じた、決して甘くないインコース寄り低めのストレートを、なんと右中間へ。
スラッガーにしか打てないような打球であり、これがホームランとして記録されるのは、鵜飼にとって大きな自信とアピールになるだろう。
6月:計6本(うち中日3本)
6月の6本を表示
細川②:112m(中日/6月3日)
●中日 5-8 ソフトバンク
5回 7号3ラン(相手投手:松本晴)
細川の自身2本目となるホームランウイング弾。
6月に入ってまだ7号というのは非常に寂しい数字であり、思ったよりもウイングの恩恵を受けられていない状態だ。
相手先発・松本晴のスライダーを左手1本で払うと、そのまま打球はレフトの頭上を超えてウイングへ。
不調が続いているが、こういう感覚で結果がついてくれば、もう少し楽に打席にも立てそうだ。
ネビン:118m(西武/6月6日)
●中日 2-5 西武
6回 11号3ラン(相手投手:大野)
相手の主砲であるネビンに浴びた、痛恨の逆転3ラン。
初球の甘く入ったカットボールを運ばれており、大野にとっても悔いが残る一球だっただろう。
高々と上がった打球に対し、レフトもセンターも悠々追いついてフェンスに張り付いていた。
ウイングがなければ3アウトチェンジだったことを考えると、ホームランウイングが原因で負けた一番の試合かもしれない。
牧:107m(DeNA/6月24日)
●中日 4-6 DeNA
3回 6号ソロ(相手投手:櫻井)
勝てない投球が続く櫻井に対し、この日もDeNA打線が襲いかかる。
牧が外寄りのチェンジアップを引っ張った打球は、レフト方向へ。
ホームランウイングをわずかに超え、最前列に飛び込んだ。
飛距離107m、当たりもあまり強くなく、ほとんどの球場ではホームランにならない打球だっただろう。
サノー②:109m(中日/6月24日)
●中日 4-6 DeNA
7回 6号ソロ(相手投手:中川虎)
お返しとなる、サノーのウイング弾。
負傷離脱の時期もあったが、まずまずのペースでホームランを放っている。
中川虎の外角のまっすぐを、逆らわずにライトへ。
低い弾道だったが、ホームランウイングの低いフェンスをしっかり超えていった。
ヒュンメル②:飛距離不明(DeNA/6月24日)
●中日 4-6 DeNA
9回 5号ソロ(相手投手:齋藤)
1点差で迎えた9回、代打のヒュンメルに貴重な追加点となるウイング弾を浴びてしまった。
この試合2本目の被弾と、完全にホームランウイングが敵になってしまった日である。
初球、低めのストレートを左中間の一番深いところへ。
飛距離データは確認できなかったが、こちらは多くの球場でスタンドインしていそうな打球だった。
サノー③:122m(中日/6月24日)
●中日 4-6 DeNA
9回 7号ソロ(相手投手:山﨑)
再びサノーの倍返し弾で、両チーム合わせて4本目となるウイング弾。
1試合2本のウイング弾は、サノーが初めてとなった。
クローザーの山﨑康晃に対し、初球の抜けたスライダーを見逃さなかった。
打球は右中間、フェンスの上部に当たっており、こちらも完璧なホームランと言って良いだろう。
7月:計15本(うち中日9本)
7月の15本を表示
笹原:107m(巨人/7月5日)
●中日 0-1 巨人
2回 1号ソロ(相手投手:金丸)
巨人の笹原が、ホームランウイングへプロ初本塁打を放った。
初球、金丸のストレートが真ん中に入ってしまった。
やや振り遅れ、少しこすったように見える打球だったが、ライトのホームランウイング最前列へ吸い込まれていく。
結果的にこの1点が決勝点となり、飛距離は短くとも、あまりにも大きな一発だった。
ファビアン:116m(広島/7月10日)
○中日 10-1 広島
4回 8号ソロ(相手投手:大野)
1点リードの4回、大野の投じた初球のカットボールがインハイに甘く入ってしまった。
やや低い弾道でフェンス中段に当たる打球は、投手からすれば二塁打で済んでほしい気持ちもあっただろう。
先頭四球からの併殺打で難を逃れた直後だっただけに、悔やまれる一発である。
とはいえ、この日の大野は7回1失点と、見事に7勝目を挙げている。
サノー④:110m(中日/7月10日)
○中日 10-1 広島
5回 11号ソロ(相手投手:森下)
ホームラン量産体制に入ったか、サノーが今季4本目のウイング弾を放つ。
直近3試合で4本塁打、2割を切ろうかという打率も見れる数字になってきており、徐々にNPBに適応してきている。
外角低めのストレートを、やはり力まずに逆方向へ。
軽く振って逆方向に飛ばせるこのパワーは、かつてのタイロンウッズを彷彿とさせる。
岡林:115m(中日/7月11日)
○中日 8-1 広島
1回 1号ソロ(相手投手:森)
岡林の今季第1号は、ホームランウイングに飛び込む先頭打者ホームラン。
相手のサウスポー森が投じたインハイのまっすぐを、腕を畳んでうまく弾き返した。
決して甘いボールではなく、岡林の技術が光った一発。
従来のフェンスには届くかどうかという打球であり、これが相手の出鼻を挫くことになったのは、この試合の大量得点に大きくつながっただろう。
石川昂:125m(中日/7月11日)
○中日 8-1 広島
1回 6号3ラン(相手投手:森)
石川昂にも初回からホームランが飛び出す。
意外にも、ウイング弾はこれが初めてだ。
真ん中高めに浮いた直球を、しっかり右手で押し込んだ素晴らしいホームラン。
センターやや右の一番深いところまで飛んでおり、これが二塁打になってしまうか本塁打としてカウントされるかは、スラッガーにとって大きな差である。
ボスラー②:120m(中日/7月11日)
○中日 8-1 広島
7回 4号2ラン(相手投手:辻)
打率2割未満と、苦しんでいたボスラーにもウイング弾が生まれる。
左投手の外寄りのまっすぐだったが、強く振り抜いた打球はライトへ一直線。
低い弾道で、旧来のフェンスに突き刺さった。
ホームランウイングの恩恵を受けやすいと期待されていた中距離打者なだけに、ここからホームランを積み上げてほしいところだ。
村松③:126m(中日/7月12日)
●中日 1-5 広島
1回 4号ソロ(相手投手:床田)
5月のサヨナラホームラン以来となる、村松のウイング弾。
チーム全体のホームラン数がどんどん増えており、リーグ2位タイと良い兆しが見え始めた。
床田が投じた真ん中寄りのツーシームを、右中間の一番深いところへ。
意外にもウイング弾の中では最長となる、飛距離126mのホームランとなった。
この打球がホームランにカウントされなかった去年までが、もう信じられない。
森下④:119m(阪神/7月14日)
●中日 2-5 阪神
1回 23号ソロ(相手投手:マラー)
サノーに並んで再びトップタイとなる、森下のホームランウイング弾。
本塁打数リーグトップということを考えると、「良い打者だから仕方ない」という部分はあるのかもしれないが、さすがに攻め方は変えるべきだろう。
続く4番のサトテルにはライトスタンド中段へ二者連続ホームラン。
さらには8回にダメ押し3ランを献上しており、この2人は勝負するだけ損なのかもしれない。
まあ大山にも打たれているのだが。
2球続けて高く浮いたストレートを、素直に右中間方向へ。
旧来のフェンス中段に直撃する、高い弾道のホームランとなった。
村松④:116m(中日/7月14日)
●中日 2-5 阪神
4回 5号ソロ(相手投手:髙橋)
2試合連続となる、村松のホームランウイング弾。
無双状態が続く髙橋遥人からの一発だけに、非常に価値の高い結果となった。
やや真ん中に入ったスライダーを振り抜くと、大きなフライが右中間へ。
意外と失速せず、ウイングの最前列に吸い込まれていった。
ライトが追いついており、昨年までであればアウトになっていただろう。
ボスラー③:107m(中日/7月15日)
○中日 6-5 阪神
4回 5号2ラン(相手投手:今朝丸)
ボスラーの貴重な勝ち越し2ラン。
フルカウントから、外角高めに抜けたフォークを、踏み込んで引っ張った。
配球が外に偏っていたため、しっかり読み打ちできている。
ライトのホームランウイング前列に飛び込む打球で、ウイングができたらこういう一発が増えるだろうと想定していたとおりのホームランだった。
石川昂②:125m(中日/7月15日)
○中日 6-5 阪神
6回 7号ソロ(相手投手:津田)
石川昂が量産体制に入ったか。
真ん中寄りのまっすぐを、右手で押し込んでセンターやや右へしっかり弾き返す。
飛距離も十分出ており、今ならどの球場でもホームランになっているだろう。
ファンが求めていた頼もしい姿を見せており、これなら20発は打てるだろうと思わせてくれる打席が増えてきた。
このまま5番サードをぜひ定位置にしてほしい。
濱田:114m(阪神/7月16日)
●中日 1-3 阪神
8回 1号ソロ(相手投手:牧野)
1点ビハインドで迎えた8回、先頭の代打・濱田に今季初ホームランを浴びる。
追い込んだ後だっただけに、痛すぎる一発だった。
低めを狙ったチェンジアップだったが、軸を傾けながら強振。
旧来のフェンスまで届いており、やはり当たったら怖い打者である。
エンカーナシオン:109m(DeNA/7月24日)
○中日 3x-2 DeNA
4回 5号ソロ(相手投手:柳)
柳と東という、いかにも投手戦となりそうな試合。
口火を切ったのは、途中入団のDeNAエンカーナシオンだった。
バッティングカウントから、インローへの緩い変化球を溜めて逆方向へ。
フラフラっと上がった打球だったが、そのままパワーでホームランウイングをわずかに超えていった。
細川③:117m(中日/7月24日)
○中日 3x-2 DeNA
6回 15号ソロ(相手投手:東)
ようやく細川に自身3本目となるウイング弾が飛び出した。
不調な中でも、前半戦で15本に乗せたのは好材料か。
完封ペースだった東に対し、アウトローのチェンジアップを引っ張り込んだ。
その前に同じようなボールを空振りしていたので、狙っていたのであれば見事。
旧来のフェンスまですぐに到達する、大きなウイング弾だった。
松尾:110m(DeNA/7月25日)
●中日 0-5 DeNA
4回 4号ソロ(相手投手:涌井)
この日はDeNAの松尾に、初めてのホームランウイング弾が飛び出した。
真ん中高めに浮いたスライダーを痛打され、打球はあっという間にレフトのウイングへ。
2アウトランナー無し、8番打者相手に不用意な一発を浴びたのが大きく、この日は完敗となった。
8月:計19本(うち中日9本)
8月の19本を表示
モンテル:114m(ヤクルト/8月4日)
○中日 4x-3 ヤクルト
1回 2号ソロ(相手投手:大野)
前半戦を防御率1点台で抑えた大野だったが、後半戦初登板では初回から被弾してしまう。
モンテルにツーシームを引っ張られ、ホームランウイングの中段に吸い込まれていった。
モンテル②:115m(ヤクルト/8月4日)
○中日 4x-3 ヤクルト
3回 3号ソロ(相手投手:大野)
再びモンテルの一発。
バンテリンドーム史上初の2打席連続ウイング弾となった。
今度はまっすぐを振り抜くと、ライナー性の打球は前打席とほぼ同じ場所へ着弾した。
ボスラー④:111m(中日/8月4日)
○中日 4x-3 ヤクルト
4回 6号ソロ(相手投手:吉村)
ボスラーが反撃の狼煙となる6号ホームラン。
6本中4本がウイング弾と、やはり一番恩恵を受けやすい打者なのかもしれない。
追い込まれてから、低めにしっかり落ちたフォークをすくい上げてライトスタンドへ。
これができるならもっと成績も上向きそうなのだが。
ボスラー⑤:116m(中日/8月4日)
○中日 4x-3 ヤクルト
9回 7号ソロ(相手投手:キハダ)
ボスラーがこの日2本目となるウイング弾。
1点ビハインドの9回、先頭打者で貴重な同点ホームランを放った。
インコースのまっすぐを振り抜くと、高い弾道でそのままスタンドへ。
その勢いのまま、最後は村松のサヨナラタイムリーでチームは逆転勝利をおさめた。
宮下:121m(DeNA/8月11日)
○中日 5-2 DeNA
6回 6号ソロ(相手投手:大野)
DeNAのルーキー、宮下にもウイング弾が飛び出した。
フルカウントから、外角低めのストレートを逆らわずに右中間へ。
フェンス最上部、飛距離も120mを超えており、見事な一発だった。
細川④:飛距離不明(中日/8月12日)
●中日 3-6 DeNA
1回 18号ソロ(相手投手:東)
細川の自身4本目となるホームランウイング弾。
東のアウトコースギリギリのストレートを振り抜くと、そのまま弾丸ライナーでライトのホームランウイングへ。
飛距離データは確認できなかったが、フェンスの高い球場ならばホームランにはならなかっただろう。
牧②:飛距離不明(DeNA/8月12日)
●中日 3-6 DeNA
3回 19号ソロ(相手投手:涌井)
牧にも自身2本目となるホームランウイング弾が飛び出した。
涌井のカーブをしっかり溜めて、やや泳ぎながらもレフトへ。
多くの球場では、スタンドインまではいかないであろう打球だった。
エンカーナシオン②:飛距離不明(DeNA/8月12日)
●中日 3-6 DeNA
4回 8号ソロ(相手投手:涌井)
この試合もホームランが乱れ飛ぶ。
エンカーナシオンが涌井の浮いたボールを見逃さず、ホームランウイングへ。
この日はNPB+に飛距離データが残っていないが、かなりギリギリのホームランだった。
6回にも、この日2本目となる9号ソロを放っている。
度会:119m(DeNA/8月12日)
●中日 3-6 DeNA
9回 7号ソロ(相手投手:藤嶋)
9回には、度会にも初めてのウイング弾が飛び出す。
この後も、牧・細川にそれぞれ今日2本目のホームランが飛び出し、計7本塁打の空中戦となった。
代わった藤嶋の、まさしく「棒球」と言える高めに浮いたボールを、右中間の最深部へ。
センター岡林のジャンプも届かず、ホームランとなった。
上林:117m(中日/8月13日)
●中日 1-5 DeNA
1回 1号ソロ(相手投手:深沢)
怪我から復帰を果たした上林が、初回から今季初ホームラン。
真ん中に入ったストレートを振り抜くと、右中間の一番深いところまで運んだ。
ボスラーと同様、一番ウイングの恩恵を受けやすいであろう中距離打者だけに、これからに期待がかかる。
筒香:116m(DeNA/8月13日)
●中日 1-5 DeNA
6回 13号ソロ(相手投手:金丸)
筒香にも、初めてのホームランウイング弾が飛び出した。
この日は、初回にもライトスタンドへホームランを放っている。
牧に特大の一発を浴びた直後、金丸の真ん中に入ったストレートを見逃さない。
逆方向への大きなホームランとなった。
勝又:117m(DeNA/8月13日)
●中日 1-5 DeNA
7回 4号ソロ(相手投手:伊藤)
代打で出場した勝又が、2番手の伊藤からウイング弾を放つ。
フルカウントから真ん中のストレートを振り抜くと、弾丸ライナーで右中間へ。
ブレイクの理由がわかる、見事な打撃だった。
サノー⑤:119m(中日/8月15日)
○中日 11-2 巨人
1回 14号2ラン(相手投手:竹丸)
サノーの1か月ぶりとなるウイング弾。
前日の完封負けの悔しさを晴らす、初回からのホームラン。
この日は3回にも、特大の15号3ランを放っている。
竹丸の浮いたチェンジアップを見逃さずレフトへ。
打った後には、死球で負傷交代となった村松への想いが込められていた。
岡林②:114m(中日/8月15日)
○中日 11-2 巨人
5回 2号ソロ(相手投手:代木)
岡林にも、自身初となるホームランウイング弾が飛び出した。
大量リードの5回、外寄りのストレートを引っ張って右中間のウイングへ。
岡林らしい、ライナー性の一発だった。
松本剛:110m(巨人/8月15日)
○中日 11-2 巨人
8回 2号2ラン(相手投手:藤嶋)
完封負け寸前だった巨人だが、8回に松本剛が一矢報いる2ランを放つ。
インコースのストレートを引っ張り込み、打球はそのままホームランウイングへ。
復調し、しっかりと戦力になっている印象だ。
福永:124m(中日/8月22日)
○中日 5x-4 ヤクルト
1回 3号ソロ(相手投手:増居)
福永の先頭打者ホームラン。
1番打者として完全に定着し始めている。
増居のインローのストレートを引っ張り、左中間への大飛球。
打球は新設されたフェンスと従来のフェンスの間に落ちており、「昨年までのフェンス位置ならホームランになっていなかった打球」として、この記事ではウイング弾と認定する。
花田②:106m(中日/8月22日)
○中日 5x-4 ヤクルト
5回 2号ソロ(相手投手:増居)
再び起用され出した花田が、2本目のウイング弾で期待に応えた。
スライダーを力で引っ張ると、ライナーでフェンスまで到達。
一度はインプレーの二塁打として判定されたが、リクエストの結果、ホームランとして認定された珍しい一打である。
細川⑤:117m(中日/8月22日)
○中日 5x-4 ヤクルト
8回 21号ソロ(相手投手:星)
1点ビハインドの8回、細川に起死回生の同点ホームランが生まれた。
星を相手に、フルカウントからインハイのストレートを見事に捉える。
左中間の深いところまで運ぶ、まさに力と力の勝負だった。
大山②:118m(阪神/8月25日)
○中日 4-2 阪神
6回 15号ソロ(相手投手:大野)
またしても大野がウイング弾を浴びる。
大山を追い込みながらも、ツーシームが一番手が伸びやすいコースへ。
見逃してもらえるはずもなく、左中間へのホームランとなった。
9月:計12本(うち中日8本)
9月の12本を表示
田中:106m(中日/9月1日)
●中日 1-5 広島
8回 1号ソロ(相手投手:床田)
田中幹也に今季初ホームランが飛び出した。
低めのスライダーを溜めて引っ張ると、レフトの一番浅いところへ。
完封ペースの床田を相手に、一矢報いる一発となった。
ボスラー⑥:116m(中日/9月2日)
○中日 5-4 広島
2回 8号ソロ(相手投手:鈴木)
この日4番で起用されたボスラーの同点ホームラン。
8本中6本がウイングと、ホームランウイングの申し子となっている。
アンダースローの鈴木を相手に、外寄りのシンカーを引っ張った。
いつものように、ライナーでウイングに飛び込む一発だった。
福永②:108m(中日/9月2日)
○中日 5-4 広島
6回 6号ソロ(相手投手:岡本)
長打が増え始めた福永。
恐怖の1番打者になってきている。
外角のスライダーをしっかり逆方向に弾き返すと、低い弾道のままウイングへ。
多くの球場では届いていないであろう、ギリギリのホームランだった。
石川昂③:124m(中日/9月3日)
●中日 2-5 広島
3回 9号2ラン(相手投手:栗林)
難敵・栗林から、5番の石川昂弥が先制2ラン。
自身3本目のホームランウイング弾だ。
しっかり低めにコントロールされたストレートだったが、腕を伸ばして大きなホームランを放った。
増田②:117m(ヤクルト/9月12日)
●中日 5-6 ヤクルト
2回 8号ソロ(相手投手:涌井)
初回に4点の援護をもらった涌井だったが、2回に3失点。
その口火となったのが、増田のウイング弾だった。
初球から完全にど真ん中に入ったストレートを、軽々と持っていかれる。
あまりにも軽率な一発だった。
末包:116m(広島/9月20日)
○中日 8-5 広島
2回 1号ソロ(相手投手:大野)
本拠地最終登板となる大野だが、この日もウイング弾を浴びる。
真ん中高めのストレートを逆らわずに右中間へ。
二塁打かと思える低い弾道だったが、末包のパワーが炸裂した。
石川昂④:119m(中日/9月20日)
○中日 8-5 広島
2回 11号ソロ(相手投手:森)
先制を許した直後に、石川昂弥の同点ソロが飛び出す。
森のスライダーをしっかり溜めて捉えると、左中間の一番深いところへ。
個人成績のうえでも、貴重なウイング弾となった。
細川⑥:122m(中日/9月20日)
○中日 8-5 広島
3回 23号3ラン(相手投手:森)
再び勝ち越しを許した直後に、細川の逆転3ランが生まれる。
追い込まれてから低めのチェンジアップを、やや泳ぎながらお得意の形でバットに乗せる。
従来のフェンスでもホームランになっていたか微妙なところまで飛ばす、大きな一発だった。
花田③:125m(中日/9月20日)
○中日 8-5 広島
4回 4号ソロ(相手投手:森)
ルーキー花田の4号ソロ。
3イニング連続で、右のスラッガー候補によるホームランとなった。
ちなみに、5回にも細川がスタンドに届く24号ソロを放っている。
見送ればボールかという、低めのストレートを引っ張り込むと、打球は左中間の一番深いところへ。
守備や走塁でのミスも目立つが、やはり面白い選手になっていきそうだ。
佐々木:119m(広島/9月20日)
○中日 8-5 広島
6回 6号ソロ(相手投手:大野)
広島の主砲候補にも一発が生まれた。
ストレートがやや真ん中に入ると、振り抜いた打球は左中間の最深部へ。
打たれた大野は、インパクトの瞬間に肩を落とす、完璧な一発だった。
モンテロ②:124m(広島/9月20日)
○中日 8-5 広島
7回 13号2ラン(相手投手:大野)
代打モンテロが、1点差に迫る2ラン。
エラーで出たランナーを置いて、痛い一発となった。
外寄りのツーシームを叩くと、強烈なライナーのままホームランウイングへ。
球場によっては、フェンスに阻まれていたかもしれない。
村松⑤:107m(中日/9月21日)
○中日 10-0 広島
4回 6号ソロ(相手投手:斉藤)
今シーズンのバンテリンドーム最終戦。
最後のホームランウイング弾は、今季大きく躍進した村松の6号ソロとなった。
外のストレートを力強く振り切ると、そのままレフトウイングの一番浅いところへ着弾。
来季の更なる飛躍を期待したい。
ホームランウイング弾の集計
ここまで、バンテリンドームのホームランウイングに飛び込んだ本塁打を1本ずつ振り返ってきました。
改めて、2026年シーズンの本数を月別に整理します。
| 月 | 合計 | ドラゴンズ | 相手チーム |
|---|---|---|---|
| 4月 | 15本 | 7本 | 8本 |
| 5月 | 12本 | 6本 | 6本 |
| 6月 | 6本 | 3本 | 3本 |
| 7月 | 15本 | 9本 | 6本 |
| 8月 | 19本 | 9本 | 10本 |
| 9月 | 12本 | 8本 | 4本 |
| 合計 | 79本 | 42本 | 37本 |
最終的には、ドラゴンズ42本、相手チーム37本。
わずかではありますが、ドラゴンズの方が多くホームランウイングの恩恵を受けた結果になりました。

開幕直後は阪神勢に立て続けに打たれたこともあり、「相手の方が得をしているのでは」と言われることもありました。
実際、4月から6月までではドラゴンズ16本、相手チーム17本と、ほとんど互角。
しかし7月以降はドラゴンズが26本、相手チームが20本となり、最終的には5本の差がつきました。
もちろん、本数だけで「ホームランウイングのおかげで勝てた」とまでは言えません。
それでも、少なくとも「ドラゴンズだけが損をした」という結果にはならなかったと言えるでしょう。
ホームランウイング弾を打った選手ランキング
| 順位 | 選手 | 球団 | 本数 |
| 1位 | ボスラー | 中日 | 6本 |
| 1位 | 細川 | 中日 | 6本 |
| 3位 | サノー | 中日 | 5本 |
| 3位 | 村松 | 中日 | 5本 |
| 5位 | 森下 | 阪神 | 4本 |
| 5位 | 石川昂 | 中日 | 4本 |
| 7位 | 花田 | 中日 | 3本 |
トップは、ボスラーと細川の6本。
特にボスラーは、シーズン前からホームランウイングの恩恵を受けやすい中距離打者として期待されていましたが、その予想どおりの結果となりました。
低いライナー性の打球がウイングに飛び込む場面も多く、まさに「ホームランウイングの申し子」と言えるでしょう。
打率.187 8本塁打、ホームランウイングがなかったらと思うと、ゾッとする成績です。
細川も前半戦は思ったほど本数を伸ばせませんでしたが、後半戦に入ってウイング弾を積み重ね、最終的にはボスラーと並ぶ6本。
自己最多の25号も記録し、やはりドラゴンズ打線の中心として、来季以降も大きな期待がかかります。
続くのは、サノーと村松の5本。
石川昂弥が4本、ルーキーの花田も3本を記録しました。
一方、相手選手で最も多かったのは阪神・森下の4本。
開幕直後から何度もウイングへ運ばれただけに、ドラゴンズファンにとっては強烈な印象が残る打者となりました。
今季は打撃三冠すべてで佐藤輝明に上を行かれそうですが、いずれ三冠王を獲ってもおかしくありません。
2027年からDH制が導入されることも考えると、ホームランウイング設置を機に、ドラゴンズがさらに打撃力のあるチームへ変わっていってほしいところです。
ホームランウイング弾を打たれた投手ランキング
| 順位 | 投手 | 球団 | 被弾数 |
| 1位 | 大野 | 中日 | 11本 |
| 2位 | 森 | 広島 | 5本 |
| 3位 | 金丸 | 中日 | 4本 |
| 3位 | 涌井 | 中日 | 4本 |
| 5位 | 東 | DeNA | 3本 |
| 5位 | マラー | 中日 | 3本 |
被弾数では、大野が11本で圧倒的に最多となりました。
相手チームが放ったウイング弾はシーズン全体で37本。
そのうち11本を大野が打たれており、約3割を占めています。
4月11日の森下・大山、8月4日のモンテルによる2打席連続弾、さらに9月20日には末包・佐々木・モンテロと、1試合で複数のウイング弾を浴びる試合が目立ちました。
それでも4年ぶりの規定投球回を達成し、防御率は2.45。
38歳のベテランは、ホームランウイングがなければもっと圧倒的な成績を残していたかもしれません。
2位はなんと広島の森で5本。
バンテリンドームで登板したのは2試合のみでしたが、非常に相性が悪い球場なのでしょう。
金丸と涌井が4本、マラーが3本と続いており、ドラゴンズの先発投手陣がランキング上位を占めています。
これまでなら外野フライやフェンス直撃で済んでいた打球が、そのまま失点に直結する。
投手にとってホームランウイングへの対応が難しかったことも、初年度の数字から見えてきます。
ドラゴンズ以外の球団別ホームランウイング弾
| 順位 | 球団 | 本数 |
| 1位 | DeNA | 12本 |
| 2位 | 阪神 | 9本 |
| 3位 | 広島 | 6本 |
| 4位 | ヤクルト | 5本 |
| 5位 | 巨人 | 3本 |
| 6位 | 楽天 | 1本 |
| 6位 | 西武 | 1本 |
相手チームで最も多かったのは、天敵であるDeNAの12本。
シーズン序盤は阪神の印象が強かったものの、最終的にはDeNAが逆転する形となりました。
ホームランの出やすい横浜スタジアムを本拠地とした野球で、得意の空中戦に持ち込まれてしまいました。
特に8月11日から13日の3連戦では、宮下・牧・エンカーナシオン・度会・筒香・勝又と、わずか3試合で6本のウイング弾を浴びています。
いずれも異なる打者の一発で、油断できない打線であることがわかるでしょう。
2位は阪神の9本。
4月10日・11日の開幕直後だけで4本を浴び、その後も森下、大山などに繰り返し運ばれました。
佐藤輝明をはじめ、ウイングを超えた特大の一発も多い印象です。
広島が6本、ヤクルトが5本と続き、意外にも巨人がセ・リーグで最少となりました。
やはり岡本の海外移籍、坂本の衰えと、新たな野手のスター候補が求められていることがわかります。
こうしてシーズン全体を見ると、ホームランウイングは当然ドラゴンズだけに有利な設備ではありませんでした。
それでも初年度は、ドラゴンズ42本、相手チーム37本という結果になっています。
結局のところ重要なのは、「ホームランウイングがあること」ではなく、その環境を相手以上に活かせる打線を作れるかどうかなのでしょう。
中距離打者を多く揃えられると、相手投手にプレッシャーを与えられるようになりそうです。
まとめ:ホームランウイングは中日の味方なのか
ホームランウイングは中日の味方なのか。
初年度を振り返って確実に言えることは、味方にも敵にもなりうる存在であり、味方にできるチームを作れるかどうかが重要ということだと思います。
実際、2026年にホームランウイングへ飛び込んだ本塁打は79本。
その内訳は、ドラゴンズ42本、相手チーム37本でした。
シーズン序盤は阪神勢に立て続けに打たれ、「相手のためにフェンスを前に出したのでは」と揶揄される時期もありました。
それでも終わってみれば、ドラゴンズの方が5本多くウイング弾を記録しています。
少なくとも初年度については、ホームランウイングによってドラゴンズだけが一方的に損をした、という結果にはなりませんでした。
そして、ホームランウイング設置によって最も変わったのは、やはりバンテリンドームでの野球そのものでしょう。
2026年のドラゴンズは、10月1日時点で121本塁打。
リーグでもDeNA、阪神に続く数字となっており、長年の「とにかくホームランが出ないチーム」という印象からは、少しずつ変化が見え始めています。
一方で、チーム打率は.229。
ホームランが増えただけで、得点力や選手層の問題まですべて解決したわけではありません。
珍しく前評判が良い状態で迎えた2026年シーズンですが、今季もドラゴンズはAクラスを逃がしてしまいました。
序盤から怪我人が続いたこともありますが、中継ぎ陣の「投壊」、薄い選手層だけでなく、「つながらない打線」という課題があったことも明白でしょう。
それでも、ボスラーや村松、福永、岡林のような中距離打者の打球がホームランになる可能性が増えました。
細川や石川昂弥のような長距離打者には、さらに大きな数字を残せる環境ができています。
2027年からはDH制も導入されます。
比較的優秀な先発投手陣だけに頼り、「1点を守り切る野球」を目指しても、厳しいかもしれません。
相手よりも多くホームランウイングを活用し、打ち勝てるチームへ変わっていくこと。
それこそが、この球場改修を本当の意味で「ドラゴンズの味方」にする方法なのではないでしょうか。
今後のドラゴンズへの期待
そう考えると、ホームランウイングが設置された今のバンテリンドームで、ドラゴンズがかつての黄金期に見せた「守り勝つ野球」だけを目指すのは、少し難しくなっているのかもしれません。
今後のドラフト・現役ドラフト・トレードなどでは、「急場しのぎの穴埋め」ではなく、「近い未来のコアになりうる選手」を優先すべきでしょう。
中継ぎが崩壊しているからといって、若手の有望株を放出して、年齢を重ねた投手の枚数を増やしている場合ではないのです。
これからドラゴンズが上を目指すには、やはり細川の負担をいかに減らせるかがカギになると思います。
サノーは低打率ながらも、十分相手の脅威になりました。
石川昂弥もようやく尻に火がついたか、期待ではなく実力でサードのポジションをつかみかけています。
福永が1番セカンドで10本塁打14盗塁をマークしているのも、攻撃的なチームとしては好材料でしょう。
監督が自分の手柄を主張するために、毎日コロコロと打順を変えている場合じゃないんです。
石川・細川・サノーを主軸に据える。
岡林・村松には、出塁してチャンスを作る役割を意識させる。
石伊には、もっと守備にリソースを割けるような打順に下げる。
花田や鵜飼、森駿太など、そのときに好調な選手にDHや代打の一角を担わせる。
強いチームは基本的に打順が固定されています。
それぞれの選手に、果たすべき役割があるのだから。
そして、2027年からはドジャースのライアン・ウォードの加入が報じられています。
上林・ボスラーが計算しづらくなってしまった今、左のスラッガーを獲得できれば打撃のチームに変わることも夢ではないでしょう。
ホームランウイングができたことで、バンテリンドームの野球は間違いなく変わりました。
あとは、ドラゴンズ自身がその変化をどう生かしていくかです。
もう一度、あの頃の「見ていてワクワクするチーム」に戻ってくれることを願って、この記事を終わりたいと思います。




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