中日ドラゴンズの試合を振り返る【2026/3/27(金)~4/2(木)】

野球の話

中日ドラゴンズの1週間(くらい)の試合結果を、独自の目線で振り返っていきたいと思います。
当たり障りのない書き方にならないときもあるので、そこはご勘弁を。

筆者は千葉県生まれですが、幼少期の1998年からドラゴンズを応援しています。
少年野球のチームでは、周りにだれもドラゴンズファンはいなくて悲しかったよ。
不思議なもので、現在は名古屋に住んでおります。

全試合かぶりついて観ている訳ではないので、日付によって濃さが大きく違うかも。
勝てないと文句も多くなると思いますが、ひとつよしなに。

3/27(金)~29(日) VS広島東洋カープ@マツダスタジアム

3/27(金) ●中日5-6x広島 ※10回サヨナラ負け

勝:森浦 1勝0敗
敗:勝野 0勝1敗

本塁打:ナシ

開幕戦から今季ワースト(であってほしい)試合。
7番の石伊が4安打、岡林が3安打、ほか4人がマルチヒットで17安打
『打てるチームの応援するの楽しい!!』と、9回表までは誰もが思っていたことでしょう。

後付けにはなりますが、嫌な予感はしていたんですよね。
2-1の緊迫したロースコアで試合が進んでいたなかで、9回表に打者一巡の攻撃。
間延びして投手の準備がやや難しいうえに、最後は幹也に代打木下を出して、2死満塁から無気力の三球三振で3点止まり。
その前に幹也が若干負傷していそうな素振りがあったので、代打を出したことには文句ないのですが、ちょっと内容が酷すぎたよ。

松山不在の9回裏、代役として出てきたのはドミニカ代表帰りのアブレウ
なぜかライトではなく、慣れないレフトに入った樋口のマズい守備もあり、ルーキーの平川に同点タイムリーを浴びてしまう。

降板後「ぎっくり腰」と言ってましたが、正直疑わしい。
全然ボール来ていないわけではなかったし、マウンドから降りるときあんなにスタスタ歩けないだろう。
「怪我や病気のときに、本当の病名なんか言うなよ」と常々思っているので、まあそれなら良いのですが。(絶対違うので良くないです)

9回の残ったピンチは藤嶋がなんとか凌いだものの、10回に勝野がストレートのフォアボールを先頭に出す。
最後は、またまたルーキーの勝田にサヨナラタイムリーを浴びてゲームセット。
開幕戦から最低の試合をどうもありがとう。

勝負の分かれ目

感情的にも実際に見ても、アブレウひとりに責任を押し付けて良い試合だと思っているが、勝つ可能性を最大限高める運用ができていたかといえば、それはNOだと思う。

・絶対的な守護神ではないアブレウを引っ張り、追いつかれる前に藤嶋に替えなかった
⇒樋口の後逸がなければ追いつかれていないのはある。
 ただ、表の攻撃の時間と点差が広がったことから準備はしておくべきだった。
 藤嶋も勝野も「出番ないかもな」という気持ちはあったかもしれないが、肩をつくってから時間がなかったわけではないので、登板できただろう。

・なぜレフト樋口、ライト尾田にしたのか
⇒オープン戦ではレフト尾田、ライト樋口というのが基本。
 本来内野手である樋口なのだから、両翼できるようになるのは今季じゃなくて良い。
 ”尾田が先に出場してライトを守っていたから”動かさなかっただけに見え、「ベストな配置」ではなかっただろう。

3/28(土) ●中日1-2広島

勝:ハーン 1勝0敗
敗:牧野 0勝1敗
セ:森浦 1勝0敗1セーブ

本塁打:ナシ

ルーキーの櫻井がプロ初先発。
オープン戦から結果を出し続けていた実力は間違いなく、7回1失点の好投を見せた。

惜しむらくは7回のバント処理時に自らのミスでピンチを広げ、そのまま押し出しで先制点を与えてしまったこと。
しかしルーキーを責めることはまったくできないでしょう。

打線は相手先発のターノックを打ち崩すことができず。
4回に1死満塁からサノーがセンターの定位置かやや前くらいの飛球を放つが、相手の平川による好返球で本塁憤死。
結果的にここが勝負の分かれ目だったかもしれない。

追いついた直後の8回に、これまたルーキーの牧野がプロ初登板。
先頭の平川に7球粘られて四球を出すと、決勝点を献上してしまう。
ロースコアの試合を制することができず、痛い2連敗スタートとなった。

勝負の分かれ目

打線が働けよと思う試合ではあった。
好投した櫻井だけでなく、結果的に決勝点を奪われた牧野も含め、ルーキー2人は責められない。

・なぜ牧野のプロ初登板がこの場面だったのか
⇒正着なら連投でも橋本だが、元からこの試合でデビューさせようとしていたような気はする。
 相手の新井監督が、開幕戦で野手2名だけでなく齊藤と赤木を登板させたのを見て、対抗心が芽生えたか。
 それはないとしても、櫻井が満塁のピンチを最少失点でしのぎ切ると思っていなかったのではないかと思う。
 いきなり準備して登板することは当然できないので、先制点を押し出しで与えてなお満塁…という場面で「ビハインドなら牧野にしよう」となったのではないか。
 追いついてしまったのが、ある意味で誤算だったのでしょう。

・1点しかとれない打線
⇒本塁憤死の場面は、相手の平川の送球が完璧だっただけなので、その判断自体は仕方がない。
 単純に打てない選手たちの責任もあるでしょう。
 ただ、1番カリステはさすがに無理だ。
 打てる選手に打席数を回してくれ。
 これなら岡林3番にこだわらず、1番岡林3番福永、せめてその反対で良い。

3/29(日) ●中日0-1広島

勝:栗林 1勝0敗
敗:髙橋宏 0勝1敗

本塁打:ナシ

まさかの開幕3連敗スタート。
エースを立てて完封負けを喫する最悪の展開となった。

打線は相手先発の栗林に21人連続アウトと、ほぼ完全試合ペースで抑え込まれてしまう。
結果的に8回の細川のヒットのみで、手も足も出なかった試合。

こちらの宏斗も粘りの投球を見せていたが、6回にサノーの捕球ミスで決勝点を献上。
幹也の送球がライト側に逸れてしまったことも原因で、今後は連携を強めてほしい。

勝負の分かれ目

打線が働けよと思う試合ではあった。
好投した櫻井だけでなく、結果的に決勝点を奪われた牧野も含め、ルーキー2人は責められない。

・サノーと幹也のどちらに責任があったか
⇒今回のプレーについて、面白い記事があったのでリンクを。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/48d91fc07272ecb269ce85b66daaf06b21661cfb
 サノーは「守備が悪い」という前評判を払拭するように、来日してからは守備への意識を高めていることがよくわかる。
 そのアグレッシブな分、ウッズやブランコではあまりなかった連携ミスというのは出てしまうのだろう。
 ただこれは今後意思の疎通で改善されていくだろうから、大きく悲観する必要はないか。
 来年から指名打者制度になるとはいえ、細川のレフト守備の方が酷いのでサノーが守れるようになって損はないのだから。

・菊地への4球目はボールだったのか。
⇒結果的に決勝点を奪われる前の1球、宏斗の渾身のまっすぐは外角にズバッと決まったように見えた。
 しかし球審の手は挙がらずボールの判定。
 気落ちせずに次の球で打ち取った宏斗はさすがだが、三振で終わっていればタイムリーエラーも生まれることは当然なかった。
 MLBでは今季からABSが導入されたが、絶対にNPBでも導入すべきかといえばNOだと思う。
 球審によって癖があり、それが一貫していればバッテリーの駆け引きが生まれ、それを面白いと感じるタイプだから。
 ただ審判のことを守る観点でいえば、むしろあった方が良いのではないかな。
 明らかに偏った目線なので「絶対にストライクだった!」と主張するつもりはないですが、やはりあれで手を挙げない球審の方が少ないとは思ってしまいます。

3/31(火)~4/2(木) VS読売ジャイアンツ@バンテリンドーム

3/31(火) ●中日2-5巨人

勝:田中瑛 1勝0敗
敗:藤嶋 0勝1敗
セ:大勢 0勝0敗1セーブ

本塁打:サノー1号ソロ(中日・2回)

大事な本拠地開幕戦
サノーに待望の来日第1号が飛び出し、試合を優勢に進めるも、逆転負けで開幕4連敗となった。

開幕から打撃好調だった石伊が、帯状疱疹で離脱。
完全に正捕手の座をつかんでいたのに、非常に残念だが、ゆっくり治してほしい。

先発の金丸は6回につかまり2失点。
QS達成といえば仕事はしたように見えるが、今日の展開でリードを守り切れないようでは、正直期待外れと思ってしまう投球だった。

同点の8回に登板した藤嶋は、3四球で満塁にした後、代打丸に走者一掃のタイムリーを浴びる芸術的な失点。
あの打球で一度前に出てから、グラブに当てて捕れないライトのカリステも含めて、ファンを馬鹿にしているかのような試合であった。
現地民、かわいそうすぎるだろ。

勝負の分かれ目

点差以上にストレスの溜まる試合だった。
怪我人が帰ってきてベストメンバーが揃ったとしても、Aクラスなんて無理なのではないかというムードが漂い始めたように感じる。

・3塁コーチャー平田の判断ミス
⇒5回裏、今日は1番に入った幹也が1死23塁でレフトへのタイムリーヒットを放つ。
 2塁ランナーの村松に一度”ストップ”の指示をした後に、レフトのキャベッジがボールをお手玉。
 そこから再度スタートを切らせたが、悠々と本塁憤死で「2点リードでなおも1死13塁」の展開が「2死2塁」の展開になってしまった。
 打者が幹也ということで、外野は前進しているので、ストップをかけるのはわかる。
 しかし、平田自身がTwitter(自称X)でもつぶやいていたように、キャベッジの守備不安がわかっているなかであんなに早くストップの指示を出して、ちょっとこぼしたから走れではゲームじゃないのだから選手は動けない。
 中継ぎに不安がある今のチーム状況で、今日の一番の敗因を挙げるなら、本当にここのシーンだと思う。

・9回表の3失点
⇒藤嶋の投球内容があまりにも悪い。
 先頭のダルベック、開幕以降まったく打てていない坂本、12塁で次は代打が出てくるのがわかっている浦田と、最悪の形で3四球を出していては、仮に抑えていても許される投球ではない。
 ホームランウイングがついたことで、フライボールピッチャーの傾向がある藤嶋は、高めのアバウトなボールで勝負できなくなってしまった。
 勝てないころの柳のように、コーナーに投げることへ執着して結果を残せないかもしれない。
 ライトのカリステも、本職じゃないから当然ではあるが外野手の動きとしてお粗末。
 ”代役候補”を代役として4試合もフルで使うな。

・三振がとれない金丸
⇒スライダーで3つ、スプリットで2つ、6回で7奪三振(うち投手1)なので、「いや三振とってるじゃん」とは思うかもしれないが、決め球といえるボールがないように感じる。
 落差で勝負できないなら緩急で…とも思うのだが、カーブとチェンジアップはそもそもあまり使わない。
 書いているのは金丸が2戦先発した後の4/8なのですが、この2つのボールで三振を1つも奪っていないことから、キャッチャー目線でも効果的に使いたくなるボールではないのでしょう。
 大学生のときの金丸は、学生相手だからとかではなく、見ていて凄いなとなる投球をしていた。
 プロになってからは、「なぜこんなに勝てないんだ」と言われることもあるが、正直毎回「そら勝てないだろ」と思うような投球しかしていないように見える。
 左のエースは間違いなく金丸になっていくのだから、この1年で一皮も二皮も剥けてほしい。

4/1(水) ●中日5-6巨人

勝:田中将 1勝0敗
敗:中西 0勝1敗
セ:大勢 0勝0敗2セーブ

本塁打:佐々木1号ソロ(巨人・6回)、福永1号2ラン(中日・7回)

開幕5戦のうち、4試合が1点差負け
もう1つも3点差と、あまりにも接戦に弱い。
よく紙一重だと言われるが、本来勝てる試合で追いつけず凌げていないだけであり、力負けという言葉がふさわしい気がする。

先発のドラ1ルーキー中西は、初回から3失点。
今年の大社ルーキーがどこも立派なので忘れていたけれど、5.1回4失点ならば、デビュー戦として許容できる範囲なのではないでしょうか。

勝負の分かれ目

完全な負け試合だったので、「追いつかない程度の反撃」をしたが故の悔しい結果に。
まあ普通に負けたなぁという感覚です。

・中西の立ち上がりの悪さ
⇒今日はデビュー戦ということを差し引いても、立ち上がりはあまり良くない投手なのだろうなというのを感じます。
 逆に言うと修正力が高い投手ということで、先発向きの投手ではあるのでしょう。
 三振を奪うボールは意外とあるので、年間ローテを守って2ケタ勝つ力はありそう。
 初回の3点でそのまま凌いで6回までいければ良かったですが、佐々木にホームランを浴びてしまったところは余計でした。

・誰一人信頼できない中継ぎ陣
⇒昨年の終盤、清水の勤続疲労が顕著になってからこの状態が続いていますが、昨年よりも酷いですね。
 梅野はもう1軍じゃ通用しないでしょう。良いところが見当たらない。
 近藤の序列はちょっと上げてもいいかもしれませんね。
 制球が定まりさえすれば、あの動くボールが痛打され続けることはないのでは。

・誰一人期待できない代打陣
⇒代打で出てくるのがカリステ・板山・阿部ってどういうことなんでしょう。
 全員ほかのチームじゃ打席与えてもらえないんじゃないか。
 特に阿部は速い球についていけていないので、もう持ち味がなくなっているように見えます。

4/2(木) ○中日2-1巨人

勝:大野 1勝0敗
敗:則本 0勝1敗

本塁打:サノー2号2ラン(中日・5回)

プロ野球開幕!
開幕6連敗という球団記録にならなくて良かったですね。

昨年に引き続き、連敗ストッパーの大野雄大さん。
完封は逃したものの、最終回のピッチャーゴロ捕球はあっぱれでした。

こちらの得点は、サノーの2ランのみ。
せっかく球場が狭くなったんだから、一発に賭けて良いんですよ。
打率が低かろうと、サノーにしかない魅力があるのだから、少なくとも100打席くらいはそのまま使い続けてほしい。

勝負の分かれ目

ヒーローに選ばれた、大野とサノーのおかげで勝った試合でした。

・マウンドを譲らない大野雄大
⇒9回突入時点で94球と、無四球4安打の素晴らしいピッチング。
 松山がいたとしても、完封がなくなってからも投げ続けたのではないでしょうか。
 細川の拙いミスで1点差の無死2塁というピンチを背負い、バントで1死3塁になって万事休す。
 泉口の弱くないピッチャー返しを逆シングルでキャッチし、冷静に3塁ランナーをアウトに。
 俊足のランナーが相手だっただけに、本当にここが大きな勝因でした。

・サノーの大活躍
⇒点が取れない中で、大きな一発をかましてくれたサノー。
 率は高くないので、6番にサノーを置けると(6番細川とは違って)相手からも怖がられるのではないでしょうか。
 3回には守備でも大きな貢献。
 無死2塁からファーストゴロを三塁に送球するプレーは、なかなかNPBだと見ないですね。
 日曜日での試合でも感じたように、守備は下手だけれど、積極性はあるのでブランコみたいに上手くなっていく可能性もあるのではないでしょうか。(もう年齢が年齢ですが)
 6番ファースト固定で個人的には良いと思います。

一週間の総括

【4月2日終了時点】
1勝5敗 5位タイ

前評判が例年より高い年に限って、シーズン序盤からつまずくのはなんとも予想どおりというか。
怪我人が続出しているのはあるので、ここ4年間よりは上がっていく気はしているんですけどね。
それでも勝てていないので、余計に酷いとも言えますが。

順位としては横浜と並んで5位。
借金が8くらいまでいくと、結構悲壮感が漂ってくるので5~6くらいでこの苦しい時期をしのいでほしいところです。
松山・清水・岡林・上林・石伊・ボスラー、はやく帰ってきて!!

おわりでーす

   

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