津田は仕事の関係で、数十人の前で話をする機会がちょこちょこあるんだけど、多汗症でめちゃくちゃ悩んでいた。
昔から汗っかきで、特に緊張すると脇から大量に汗が出て、ワイシャツびちょびちょ。
なので、人前で話すときとか、そうでないときでも夏なんかは、トイレットペーパーをくるくる巻いて脇に挟みながら仕事をして、定期的に交換していた。
今考えたらなかなかにかわいそうな状況である。
6年前の自分をそっと抱きしめてあげたい。(びちゃびちゃなんだろうな)
そんなときに見つけたのが、「切らない」多汗症治療『ミラドライ』。
もしかしたらミラドライをやろうか悩んでいる人が辿り着くかもしれないから、ちょっと恥ずかしいけど共有してみるよ。(特にPRとかじゃないよ)
今はICLやろうか迷っているから、やった人は教えてね。
いつどこでやった?料金は?
場所
2019年の夏、当時は埼玉の浦和に住んでいたから、大宮のSBC(湘南美容クリニック)にした。
大宮東口院ってところかな。

中は、プライバシーに配慮してるんだろうなって感じで、隣との仕切りがあった。
まあ移動するから普通に顔は見えるんだけど。
特に自分は周りの目気にならなかったけど、不安だったらマスクはしていった方が気持ちは楽かも。
料金
もう6年経ってるから当時の価格は覚えてないけど、現在は
両脇1回(通常)…198,000円
両脇1回(安心保証付き)…350,000円
らしい。
津田は安心保証付きにしました。
評判見る限り、「1回で効果が感じづらかったから、もう1回やった」っていう声も見たから、2年以内?ならもう1回無料でできるってのは良いかなと思って。
当時は社会人になって数年の、20代中盤~後半だったからかもしれないけど、もっと高かった印象あるんだよなぁ…
50万くらい払った感覚があるけど、今の方が安いのかどうなのか。
ただ、ネタバレすると50万だったとしても、払って良かったなと今は思ってます。
制汗グッズとか買うこともないし、すでに余裕でペイできてます。
施術はどんな感じだった?
カウンセリング
最初はカウンセリング。
そんなに専門的なことを聞かれた記憶はないかな。
看護師?と医師?の2人くらいと話したと思う。

多汗症とワキガ、どっちでどんな風に困ってますか~みたいなことを確認されて、「とにかく多汗症だから汗を抑えたい!」と答えた気がする。
ワキガって言われたことはないけど、実際「自分がわかってないだけで実はそうだったら…?」という不安はあったから、ちょっと消えたらうれしいとは思ってた。
脇汗多いだけでも正直臭いかもしれないし。
麻酔
脇に注射で局所麻酔。
親知らず抜いたとき以来の麻酔だったから、ちょっと緊張した。
ただ笑気麻酔もあるから、施術中の痛さとかはなかったかな。
マーキング
自分の脇にあみだくじみたいなのが書かれて?いって、なんかウケた。
どこにレーザーを照射するかの目印らしい。
今見たら、「事前に施術部位のシェービングをお願いしております」って書いてあるんだけど、自分で剃ってたんかな…?
あまり記憶にない。
たぶん多汗症あるあるだと思うんだけど、「脇の毛がツルツルだと、汗染みが広範囲に広がるから剃りたくても剃れない」というジレンマがある。
90あるあるくらいいただけたでしょうか。
レーザー照射!!
レーザーなのかはわかんないけど、めっちゃ脇に直接照射される。
ひんやりしてるのと麻酔のおかげで痛みはないけど、バチン!バチン!って攻撃されてる感覚はあった。
汗腺が滅びていく様を味わったことのある人間は、割とレアなのではないか。
津田は、あります。
両脇合わせて1時間くらいかかったかな。
たぶんもうちょっと施術自体は早く終わったんだけど、なんかひんやりした部屋で脇丸出しのまま何分か待ってる時間があって、風邪ひくでと思った記憶。
施術後の状況は?
終わった直後
施術が終わった後は、なんか脇に違和感はあったけど、特に痛いとかはない。
たしかそんなに腫れてもいなかった気がする。
冷やしながらだったけど、「余裕やん!」って舐めた状態で家に帰って盛大に晩餐を楽しんだ。
お風呂は入っちゃダメって言われたけど、当日からシャワーは浴びたと思う。
身体が温まるとちょっと痛かったから、夏なのでぬるめのシャワー。
地獄の1週間スタート
術後2日目~5日目くらいが特に地獄だった。
3連休の初日にやったから、2日は家で過ごしてたんだけど、とにかく脇が見たことないくらいパンッパン。
えぐい筋肉のボディビルダーみたいに、まったく脇が閉じられずに、常にこう。

もしくは片脇だけ痛いときはこう。

「カスカスダンス」と「パワー!」みたいだなと思って、「春日かきんに君状態」と呼んでいた。
みんなもきっと筋肉芸人になる。
とにかく脇が閉じられない。
触ったらめっちゃ熱いし、寝るときも泣きながら保冷剤を挟んでた。
保冷剤はデカいのも小さいのも、用途に分けていろんなやつを大量に準備しておいた方が絶対に良いです。
仕事への支障
タイミング的に人前で話す機会はなかったけど、デスクワークすら厳しい。
なんたってワイシャツの下にはずっと小さい保冷剤とタオルを挟んでる。
職場の冷蔵庫にも、替えの保冷剤をこっそり置いといた。
明らかに姿勢もおかしいから、上司や同僚には『友達の運転する車に乗ってたら、後ろからタクシーに追突されて、ムチ打ちっぽくなっちゃって…』という言い訳をしていた。
割と違和感がなかった(と思っている)ので、仕事を休めない人にはマジでオススメです。
休みをとれる人は、できるだけ長く、なるべく1週間近く仕事入れない方が安心。
痛みへの対策は?
鎮痛剤として、バファリンを用量用法を守って飲んだ。
ちゃんとしばらくは効果があったから、バファリン様と呼ぶけど、その分痛みが帰ってきたの絶望はえぐいぞ。
なんか塗り薬?みたいなのを買った気がするけど、痛みの対策じゃなくて脇の痕を目立たなくするためのやつだった気がする。
美白にするためにも使うみたいなの。
おかげで結構「美脇」になったぞ。
今調べたら「エクスパレル麻酔」っていう、術後72時間痛みを抑える麻酔オプションがあるらしい。
当時あったかな…?
副作用あるみたいだし、津田がキツかったのは3日目以降だったから、あんまりやらなくて良い気がする。
すぐにでも働かなきゃいけない人には良いのかもだけど、急にあの脇痛(そんな言葉ある?)が来たら耐えられないと思うよ。
6年後の現在、何か支障や傷痕はある?
再施術はしてない
大体、1回照射で50%、2回照射で70~80%くらいの汗を減らす効果があるらしいんだけど、1回でまったく汗に困ることがなくなった。
たぶん汗っかきのなかでも脇汗は重度だったと自負しているんだけど、それでも普通の人と同じかそれより少ないくらいだと思う。
めちゃくちゃ快適で、「シャツの汗染み恥ずかしいな…」と思うことはゼロ。
もちろん汗がゼロではないから出来るときもあるけど、「自分だけ汗かいてる状態…」と思わないから、だいぶ気が楽になったよ。
ほかの部分からの汗も増えてない
やる前に結構恐れていたのが、「脇から出なくなった分、顔とかほかの部分から余計に汗をかく」みたいな話。
人によるのかもしれないけど、それもまったくなかった。
全体的に汗をかかなくなって、困ったことはほとんどないよ。
もしかしたら加齢で代謝が落ちているのかもしれないけど…
傷痕も残ってない
正直自分の脇をマジマジと見たことはないけど、なんかやったでしょとわかるような痕はまったくない。
やっぱりメスを入れて…みたいな昔の方法とは違うんだろうな。
臭いもおそらく減った
先述のとおり、特別臭いで困ってはいなかったけど、たぶん臭いづらくなってるんだとは思う。
彼女と一緒にいても、そのあたりを気にすることはなくなったし、夜が不安な男女にもオススメです。
「ミラドライはやって良かった!」メリットとデメリット
ミラドライのメリット
- とにかく汗をかかなくなる
- 臭いもなくなる
- 傷跡も残らない
- 精神的に楽になる
ミラドライのデメリット
- 施術から1週間は大変
- 費用も数十万はかかる
- 効果に個人差はあるのかも
まとめ
施術直後のダウンタイムは正直大変だった。
めちゃくちゃ横に生えてた親知らずを抜いたあとの辛さと、どっこいどっこいなくらい。
ただ、総合的に「間違いなくやって良かったな」と6年経った今では断言できる。
汗っかきって、精神的な苦痛が大きいと思うんだよね。
「そんなに暑くないはずなのに、脇汗が…」とか、「汗染みできてないかな…」とか。
学生時代から、結構なコンプレックスというか、恥ずかしいことだった。
その心配がなくなると、結構自分に自信が持てるようになるぞ。
人前で話すのが怖くなくなるし、グレーのシャツを着てても余裕でバンザイできる。\(^o^)/
制汗グッズとか買う必要もなくなるしね。
昔よりは抑えられてるんだろうけど、費用も安くはないから、ちょっと懐と相談が必要な人は通常の1回でも良いんじゃないかなぁ。
十二分なほど効果あったし、正直「もう1回やれるらしいけど、めんどくさいし、あの術後の大変さを味わうのはなぁ…」ってなる人がほとんどな気がする。
津田は年間100万円以上課金してたソシャゲの課金を抑え始めた時期だったので、一括で払いました。
みんなも課金をやめて、レッツ!ミラドライ!
こちら側で待ってます。
おわりでーす
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