
先日、プライベート・ビエラ(UN-15LD12H)を購入しました。
2023年発売と、もう2年前にもなる製品だけど、2025年現在でも
プライベート・ビエラの中では最新かつ一番のフルスペック。
防水モデルで、お風呂場に持ち込んで使えるし、BDまで再生できちゃうツワモノです。
1年くらいずっと欲しいと思っていたのだけど、自分への誕生日プレゼントも兼ねて、ついに購入。
期待外れだったのか、それとも買ってよかったと思える商品だったのか…
正直にレビューしてみようと思います。
お風呂用のテレビが気になる、自室用にテレビがもう1台ほしい…と思ってる人は参考にしてみてね。
メリット
画面サイズがしっかり大きい!
今回購入したUN-15LD12Hは、15v型。
今まで動画視聴にはiPadの第9世代を使っていたけれど、それより2回りくらい大きい感じ。
iPadが10.2相当らしいから、かなり満足できる大きさなのがわかるのではないでしょうか。

津田はいつもPCはデュアルモニターで、27インチのモニターを2台使っているのだけど、普通にこの大きさならサブモニターとしても使えそう。
HDMIも繋げられるみたいだから、ゲーム用で使うのもありかな。
うれしい防水モデルのおかげでお風呂が極楽に!
今回の目的は「お風呂でも使える防水モデル」であることだったので、必然的に候補は絞れて楽でした。
家族や同居人がいると、「お風呂に入るタイミングどうするの」問題が絶対起きないですか?
『この番組見たいのに~』とか、『あの番組が始まるまでに出てこないと!』とか、テレビ離れが叫ばれている昨今でも、普通にあると思うんです。
しかし、これを買ったおかげで、その問題は完璧に解決できました…
『お風呂行ってきなー』って言いやすくなったし、自分が焦って出る必要もない。
しかも、退屈になりやすい入浴時間を、楽しめるってワケ。
大体同じ番組を見てるから、お風呂上がってから共通の話題ができるのも良いですね。
防水に限らなければ最大のサイズはほかにもある
ちなみに、2021年発売のUN-19FB10Hは19v型なので、大きさで言ったらこっちの方が最大。
でも非防水タイプなので、今回は選択肢に入りませんでした。
ポータブルってことを考えると、大きすぎても…なので、現行のが本当にちょうどいいサイズだと思う。
ただ、HDMI入力端子とイヤホンジャックは本体裏のカバーを開けたところにあるので、当たり前だけど防水のときは使えません。(そらそうよ)
無線LANで安定してつながるからどこでも持ち運べる
お風呂だけでなく、洗い物するときのキッチンやトイレにも持ち運ぶことがあるんだけれど、想像以上に接続が安定している。
本当にごく稀に一瞬プツっとなることがあっても、まったくストレスがないレベルです。
チューナーにもモニターにもアンテナを2本ずつ搭載しているらしい。
そりゃ安定する訳だ。
昔ケータイのワンセグでテレビを見たことのあるおじさんにとっては、結構感動モノなのではないでしょうか。
BD(ブルーレイ)も再生できるから映画もライブも楽しめる!

UN-15LD12Hが凄いのは、BDやDVDも再生できてしまうところ。
試しに視聴してみたけれど、音声の遅延や飛びもなく、快適に楽しめます。
付属のチューナー部分にディスクをセットするだけ。
特別な設定も必要ないので、こういった機器に疎くてブルーレイの再生機を持ってない…という人にもうれしいのではないでしょうか。
同時期に発売されたUN-15L12H(Dがない)には、この再生機能はついていないので、割と大きな比較ポイントになるかな。
津田はライブBDも楽しみたいタイプだからこれにしたけど、長風呂したいときに映画を嗜む…なんても良い使い方ですね。
内臓ハードディスクに録画できる!
チューナー部分に500GBのハードディスクが内蔵しているので、そのまま録画ができてしまいます。
これ、すっごい便利…
デフォルト?になっている「5倍録(HL)モード」だと、224時間10分も保存できます。
日曜劇場を録画しても、20作品以上ストックできちゃいますね。
ハードディスク内臓なのも、このモデルだけ。
もちろん外付けのハードディスクをつなげて、容量を拡大することも可能です。
裏番組まで録画できる!
このモデル特有の機能として、裏番組まで録画できちゃいます。
あぁ、なんて凄いんだ…
こういうのって、大体録画してるときはそのチャンネルしか見れないのが嫌なんですよね。
今メインのテレビでは未だにPS4のtorneを使って録画しているのだけど、これが本当に困る。
野球中継見たいのに、毎週録画のバラエティーと被ってて…というのが何回あったことか。
しかもUN-15LD12Hの凄いところは、裏番組との同時録画までできちゃうところ。
つまり、2番組並行して録画可能なんですね。
なんだ、未来か?
最近になってドラマにハマってきているので、毎週録画しておいて、気になる特番と被ったら録画…というように活躍する機会もありそうです。
倍速視聴、チャプター送り、プレビューサーチで快適な視聴環境に!
録画した番組は、1.3倍または1.6倍で視聴できます。
普段からYoutubeも録画したテレビも1.5倍速くらいで視聴している、タイパ重視の若者である津田には、かなりありがたい機能。(実際はアラサーおじさん)
自動的にチャプターマークを作ってくれるので、CMスキップも可能。
Youtubeみたいに、サムネイルから再生箇所を選べるプレビューサーチもあるので、無駄な時間を過ごすことがないのも良いですね。
どこでもディーガで録画を忘れていても安心!
これはポータブルテレビに限った話ではないのだけれど、どこでもディーガという専用アプリを使うと、外出中でも録画予約ができてしまいます。
来てるな!未来!

昨日なんか、timeleszの冠特番がやること知らなくて「うわー…」と思ってたんですが、早速この録画機能が活躍してくれました。
お出かけ中に、「えっ、今日これやるの?」みたいなことに気づくのは割とよくあるので、見逃さずに済むのは助かるなぁ。
録画した番組を出先で視聴できる!
録画した映像を、スマートフォンなどの端末に入れて持ち運ぶことも可能です。
入浴中に見終わらなかったドラマなんかを、仕事の休憩中に見るとか良いかも。
いつでもどこでもテレビが見れる!
録画だけでなく、リアルタイムでテレビを見ることだってできちゃいます。
テレビってこんなに進化していたんですね…
最近グリーンチャンネルが見づらくて、月額が無駄だと思い解約したのだけど、これで競馬中継見れば本当に要らないじゃん。
どこでもディーガ最高!!
動画サイトにも多数対応している!
テレビだけじゃなく、各種動画サイトにも対応しています。
今まで、スマホでYoutubeを見ながら入浴してたから、面白い番組がないときには大画面で動画サイトを楽しめるのも良いですね。
対応しているのは以下。
(YouTube / Hulu / U-NEXT / ABEMA / TVer / Lemino / DAZN / FOD / WOWOW)
Youtubeだけじゃなくて、HuluやU-NEXTに対応しているのは、サブスク民にとってはうれしいですね。
DAZNもあるので、スポーツファンにも優しい。(高いので津田はとっくの昔に解約してしまったけれど…)
Netflixに対応していないのが残念だけど、それはデメリットのところに書きます。
デメリット
慣れるまで操作が難しい
一番デメリットかなと思っているのが、操作面。
普段iPadを使っていて、全タッチパネルの直感的な操作に慣れてしまっているからか、ちょっと大変だと思ってます。
普通にテレビを見るときなんかは良いんですよね。
正直困ることはない。
タッチパネルでチャンネルも音量もすぐ変えられるので。
でも、動画サイトやBDの操作になると、非常に使いづらい。
Youtubeを例に出すと、再生する動画なんかはタッチですぐに選べるから別に良いんですよ。
しかし、スワイプができないため、矢印をポチポチ押して1つ1つカーソル移動する必要があり、これがとても不便。
スマホみたいに表示列を限定させてくれれば良いのだけれど、動画が横にずらっと並んでしまうので、お目当ての動画にたどり着くまで時間がかかる。
一応スマホをつなげて操作ができるようなので、そうするか、一度スマホで開いて再生履歴に残してから開く…というのが一番楽な気がします。
BDの操作もちょっと難しい。

これなんかも、横にカーソル移動しないので、全部上下で操作してメニューを選ばなければいけません。
ここ、タッチだったら相当楽なんだけどなぁ…
サブチャンネルの録画に弱い?
先日大谷が復帰登板するということで、こりゃ良いやと思って、どこでもディーガから録画予約したんですね。
その結果が以下のとおり。

全部サブチャンネルの方の番組を押して録画予約したのだけれど、何回やっても被った時間があるところはメインチャンネルの方が優先されてしまう。
全部の時間連続で見れるはずが、これだニュースをやってる5分間ずつ見れなくなってしまいますね。
これはポータブルテレビというよりは、ディーガの仕様なのかなぁ。
ドラゴンズ戦を録画することもあるのだけど、サブチャンネルで放送することもあるからちょっと心配です。
主要動画サイトに対応していない
大体の動画サイトはいけるけれど、トップクラスの人気を誇るNetflixとAmazon Prime Videoには対応していません。
津田は、U-NEXTとかHuluには入っておらず、上記2つは加入しているので、ちょっと痛いかなというところ。
特にNetflixはそろそろ抜けるかもしれないから、時間あるときに色々消化しておきたいんですよね。
今のテレビにはNetflixの専用ボタンがあるくらいなので、対応していないのは残念。
過去のUN-19FB10Hには入っているのに、なぜなのでしょう。
Fire TVを使えばネトフリも見れる
モニターにHDMI端子があるので、Fire TVをつなげることで、Netflixも視聴可能になります。
ただ、もちろん防水非対応なので、入浴中に見ることはできません。
うーん…使う機会はないかもしれないですね。
ただ、もし入院してしまったときや、風邪を引いてベッドから動けないときなんかは活躍するのかも。
価格が高い
今回津田はビックカメラで購入したのですが、91,080円でした。
公式通販と同じ金額で、ほかの大手家電量販店も軒並み同じだったので、あまり安売りとかは期待できないでしょう。
価格.comで通販サイトを見ると、8万円前後のものも。
保証で家電を修理してもらうことが結構あったので、大きな買い物のときは誤差だと思って大手で買っちゃうかなぁ。
BD再生や内臓HDなどを考慮しなければ安いモデルもある
同時期に発売されたUN-15L12Hは72,270円。
2万円の差は大きいので、ニーズによってはこちらもアリだと思います。
・裏番組も録画できる
・内臓のハードディスクに録画できる
ここに求めている機能がなければ、UN-15L12Hで良さそうです。
リモコンが別売り
地味に「えー?」と思ったのが、リモコンが別売りなところ。
これだけ高い買い物をしたのだから、付けてほしいなぁ…と正直思いましたね。
DY-RM35という防水リモコンが純正として準備されているよう。
ビックカメラでは2,510円で売られているので、ちょっと買うか悩むなぁ。
テレビの操作には困ってないから、別売りなら要らないかなという気もしますね。
バッテリー持続時間が心もとない
スペック上、テレビ視聴時は最長約3時間なんだとか。
津田家では自分が30分くらい、彼女が45分くらいの入浴時間なので、2日に1回くらいは充電することになるでしょうか。
まあ短いなとは思うけれど、外に持ち出して出先で使う…ということはないはずなので、小まめに充電してあげれば気にならない点でしょう。
反対に、電池の寿命が短くて、連続視聴時間が短くならないかだけが心配かな。
結論「プライベート・ビエラは買いなのか?」
買って良かった!!!
高い買い物であることには間違いないですが、個人的にはここ数年で買って良かったものTOP3には入ります。
求めている以上の機能があったし、何より毎日30分程度持って行かれる入浴時間に楽しみができたのは大きい。
1日の1/48ということは、人生の1/48であるわけですからね。
みなさんも、快適なお風呂時間を過ごしませんか?
“高み”で待ってるで。
おわりでーす
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