「2025年M-1グランプリ “敗者復活戦”」の個人的な感想

お笑いの話

2025年のM-1グランプリが終わりました。

お笑い素人ですが、漫才を見るのが3度の飯くらい大好きなので、個人的な感想を残してみようと思います。

まずは敗者復活戦から。
毎年、ここで好きになるコンビも多いので、とても楽しみにしていて、何周も見ています。

自分で見返すために点数も便宜上つけてますが、玄人だとも思っていないので「キッツ!」と思う人は閉じるの推奨です。
感じ方は人それぞれなので、自分と合わない場合はスルーしてね!

敗者復活戦 Aブロック

1.ミカボ(吉本興業)

84点(4分18秒)

トップバッターで緊張があり序盤で噛んでしまったが、なんとなく人のよさそうな徳永英明を題材にした○×クイズという視点がとても良かった。
「問題を徳永英明にするな」→「答えが徳永英明」の流れも最高。

最後に徳永を求めてしまうところ、オチの流れもとてもキレイ。
昨年2回戦敗退とは信じられないくらい、良いトップバッターで期待感を持つことができた。

2.おおぞらモード(浅井企画)

79点(4分36秒)

男女コンビ。
男がおばさんを演じるのは割と気合い入れて変な高い声になるが、それが4分続くのは正直聞いていて辛い。

演技力はあるのだと思うが、リアクションが大げさな部分が多かったのも個人的には厳しい。
『ピッコマのランキングで見たことある気がする』は面白かったので、そういう視点を伸ばしてもらえるとうれしい。
オチも弱かった。

3.TCクラクション(グレープカンパニー)

85点(4分17秒)

良い意味でグレープカンパニーっぽい。
確かにそうなんだけれど、わざわざそこを題材にするかと思う内容で、馬鹿らしくて面白い。
『頭がボコッとしてるよ?』とスカす部分とかも良かった。

『下の飯は食わない』をはじめ、ツッコミワードも的確。
もうちょっと最後に一盛り上がりがあったら最高だったな。

4.イチゴ(吉本興業)

76点(4分10秒)

好きな人もいるんだろうけれど、あまりハマらなかった。
狂った世界観はそんなに嫌いじゃないが、ふざけてうるさいだけと一度感じてしまうと、ちょっと嫌な目で見てしまう。
動きもネタの中で意味があるなら良いけれど、こういうのは…

ファンの方、ごめんなさい。

5.ゼロカラン(吉本興業)

83点(4分19秒)

つかみの『ユーザーネーム先使われてた?』は面白かった。
『次止まる駅か』も良かったけれど、あまり客席に伝わってなかったようで残念。

「無課金おじさん」とかもそうだが、たとえツッコミ挟みたい欲が強すぎて、ちょっと序盤でお腹いっぱいになってしまう。
「ストリートビュー」のように、めちゃくちゃ刺さるやつもあるだけに、弱いワードが逆に目立ってしまうんじゃないかな。

普通にネタとして面白いと思ったし見せ方も上手かっただけに、なんだかもったいなく感じた。

6.ネコニスズ(タイタン)

80点(4分18秒)

ネコニスズは別に嫌いじゃないけれど、このネタはあまり良いと思わなかった。
『さすがに無理だろぉ…』は面白かった。

ツッコミの人もすごい実力あると思うし、タイタンじゃなければもっと正統派にやっていたのだろうか。

7.20世紀(吉本興業)

83点(4分06秒)

声が聞きとりやすく、ストーリーもしっかりしていた。
ただ、正直面白みは少なかったかも。
『ふとごめ』とか、ちょいちょいクスッとはできたけれど。

コント漫才じゃなくても上手そうだけどな。
女性受けは良さそうだし、決勝戦の会場で見た方がよりウケて面白そう。

勝ち抜け

TCクラクション

ミカボがトップバッターじゃなければ、超えていたような気もする。

敗者復活戦 Bブロック

1.センチネル(太田プロダクション)

82点(4分17秒)

芸歴が浅いからか、緊張からか非常にたどたどしさが伝わってしまった。
つかみも回りくどくてちょっと面白くなかったかな。

ネタ自体は面白い箇所も多かった
「バトルモード」に入ったところ、「ファーストペンギン」になったところ、『宅建とられる!』、くだらないけれど敗者復活戦の中でもトップクラスに笑ったかも。
今は絶対無理だが、2年後くらいに仕上がったこのネタを見たら、普通に決勝行っててもおかしくないと思うくらい、期待感はあった。

2.ひつじねいり(マセキ芸能社)

81点(4分18秒)

お笑い女子から人気あるのはわかっているが、「別に細田がイケメンには見えないしな…」が常に頭をチラついて、ネタの根幹が入ってこなかった。
いつもどおり畳みかける松村のツッコミが、いつも以上に響かなかったな。

題材的に、これまでの視聴者投票だったら、ある程度票は集まってそう。
違うネタが見たかったなぁ。

3.ドーナツ・ピーナツ(吉本興業)

84点(4分02秒)

「象にさん付けをするか」と、しょうもない題材をひたすら膨らませるのは好み。
「お稲荷さん」が出てきて上下関係の話になってからはまた面白くなっただけに、ちょっと中盤が退屈だったかな。

2人とも見せ方がうまいし、安定していてとても良かった。

4.フランツ(マセキ芸能社)

80点(4分12秒)

ボケの方が「偽くるま」にしか見えなくて、集中できなかった。
序盤の小ボケが連発しても刺さらず、やりづらそうだったなぁ。

昼のセックス』、くだらなくてちょっと笑ってしまった。
面白いところも普通にあったので、手数を絞った方が良いんじゃないでしょうか。

5.例えば炎(吉本興業)

87点(4分02秒)

今まであまり良い印象を持っていなかったけれど、今回非常に面白かった。
大学お笑いみたいに(失礼)、ニッチな小ネタを連発するのが個人的に好きなので。

『かねつよ』とか、しょうもなくて良い。
ツッコミすぎないところも良い。
復活することはないかなと思っていたけれども。

関係ないが、Twitter(自称X)で『例えば炎みたいな正統派が評価されないなんて~』みたいなことを言っている人がいて、住んでいる世界が違うのかもと思って笑った。

6.カナメストーン(マセキ芸能社)

83点(4分09秒)

かつてのハライチのように「絶対ありえない」とは思わなかったが、さすがにラストイヤー補正を感じた。
常にうるさい高音ツッコミはやっぱりしんどいので、もっと声を張る回数少ない方がうれしいな。
絶対に「良さ」なので、自分にはハマらなかったと思うしかないが。

決勝戦では別のネタで勝負した心意気は良かった。
ただ、敗者復活戦のネタの方が笑えたかな。

7.カベポスター(吉本興業)

92点(4分16秒)

絶対ひいき目は入るのですが、さすがに1組だけ「上手さ」が抜けていませんか?
ほかの賞レース以上に、M-1はうるさくないと勝てないのはわかっているのだけれど…

1回「なるほどね」ってなるあだ名を挟んでから、必ず裏切ってくれるのが心地よい。
「どすこいが別にいる」「全部永見があだ名をつけていた」「被害女性が登場」と、後半でしっかり盛り上がっていくのも最高。

カベポスターは好きな漫才師TOP5には確実に入るなぁ。
決勝遠ざかってからもクオリティ自体は落ちてないところが良い。
来年は一発で決勝上がってほしいな…

勝ち抜け

カベポスター

Bブロックが一番粒ぞろいだったかな。

敗者復活戦 Cブロック

1.生姜猫(吉本興業)

78点(4分28秒)

あんまりトリオだから面白いという感じがなかった。
もうちょっと「あるなぁそれ」と思えるワードが多かったら良かったんだけど。

ネタの時間も長くて、オチも弱かった。
四千頭身みたいにならないでほしい。

2.大王(吉本興業)

83点(4分18秒)

つかみの吉本のロゴがチャカになってるのは面白かった。
正直ネタの内容よりもここが良かったかも。

決勝に上がるつもりはあまりないんかなと思うネタ選び。
「レーザーレーサー」あたりの盛り上げ方は結構うまかった。
うちの妻は結構気に入ってました。

3.スタミナパン(SMA)

81点(4分15秒)

言葉を選ばないと、いつもより面白くなかったかな。
安易な下ネタが面白く感じないというのはあるかもしれない。

ツッコミの声と演技力は結構好きなのだけれど、ボケの雰囲気ありきでこういう感じになっちゃうのもったいない気がする。

4.今夜も星が綺麗(プロダクション人力舎/SMA)

73点(4分07秒)

断トツでつまらなかった。
2回戦でももうちょっと面白いコンビいっぱいいたよ。

ツッコミが死ぬほど声を張り上げるほど、不気味なキャラクターを演じ切れていないし、何を見せられているのだろう。
『私なら押し出す』とか、「防犯カメラで入れ替わると楽しい」とかはクスっとしたけれど、全体的に面白くない。

5.黒帯(吉本興業)

86点(3分45秒)

ラストイヤー
もう1つくらい膨らませたくなりそうなのに、4分未満なのは潔い。

「下に見てる職業」とか「稲川淳二の悪口を言う」罰ゲームがフリになっていて、「何を言うんだろう」と考える時間があるのは楽しい。
その答えが短いフレーズで、ちょっと予想を外してくれるのも良かった。

本筋ではないけれど、もうちょっと演じている部分でも面白いところがあればなぁ。

6.ミキ(吉本興業)

90点(4分15秒)

つかみの「甥っ子」のくだり、結構好きだった。
場外だけれど、ご祝儀で5万円入れてないのもちょっと笑った。

朝ごはんと晩ごはんが反対になっている」ネタ、何回も見たことはあるが、勢いが凄いから笑ってしまう。
さすがにしゃべりが一番うまい。

過去の「強烈なファンがいるかどうか」システムの敗者復活戦時代はあまり好きではなかったけれど、それがなくなって素直に笑えるようになったかも。
ラストイヤー補正がなければ、普通にミキが突破していたでしょうね。

7.豆鉄砲(ワタナベエンターテインメント)

80点(4分11秒)

ネタ順的に準々決勝では上だったのだろうけれど、あまり面白くなかったかな。
決勝の方で審査員のだれかが言っていた『画がイメージできる』が、できていなかったんじゃないかと。

一昨年の令和ロマンの『転校生』のネタとちょっと構成が似ていて、差を感じた。
転校生と曲がり角でぶつかる ⇒ マンガでもよくある表現でだれもがイメージがしやすい
の部分が大違いだったんじゃないかなと。

今回の『なんでまだ座ってんだ?』と客席に投げかけるのも、令和ロマンの『この疑問を一緒に考えたくて』に近いものを感じる。
昨年見たときの方がまだ面白かったな。

勝ち抜け

ミキ

黒帯と一騎打ちかな。

まとめ『敗者復活戦』

実際には、Bブロックのカナメストーンがミキと1票差で決勝に。
個人的にはそこまでハマらなかったけれど、ラストイヤー補正を考えると、まあそこまで文句は無いかなという感じです。

ミキをちょっと毛嫌いしてしまう時期があったので、ちゃんと面白いなと思えるように戻ったのが収穫。
カベポスターも、好みな感じのネタを見れてうれしかった。

毎年、ラランドヨネダ2000のように、「知らなかったけれど、めっちゃ面白いじゃん!」となるコンビはいるのだけれど、今回はそこまでの衝撃はなかったかなぁ。

その点では、2021年結成のミカボ
2人とも解散を経ていて経験もあるので、若手ではないが着眼点は好きだった。

2020年結成のセンチネルも期待。
こちらも意外と年齢は高く、「あれ、もっと達者になるのか…?」とは思ったが、めちゃくちゃ面白いコンビになっている可能性はあると思う。

迷走しているオズワルドはともかく、滝音家族チャーハンがここに食い込めなかったのか…とは思った。
個人的には、シンクロニシティに来年がんばってほしいです。
爆発的な笑いにはならなさそうなので、ちょっと賞レースは不利だろうけれど…

おわりでーす

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